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雹が降って工場が穴だらけ

 
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今週から5月連休までは設計や製作物が詰まっていて、珍しく自由な時間が少ないんです。

そんな中今週、火曜日の夜に播磨地区に大きな雹が降り注ぎ、石つぶてのような氷の塊が降って来た地域のカーポートや雨樋、波板、車がボコボコになりました。

長い事この地区に住んでいるけど、雹が降って来たのは初めての経験です。

そして、朝私の工場に向かうと波板の一角が穴だらけでした。

まず最初に被害を確認してから工場の火災保険を契約している代理店へ電話してみると、電話がつながりません。

しばらくして先方から電話が掛かって来たのですが、過去に記憶がない位電話が鳴り続き対応がパンク寸前だそうです。

そして保険適用になる条件を聞き、付き合いのある工務店へ現状を確認してもらい代理店へ資料を提出しました。

火災保険の対応が終わったら次は波板の修理です。

地域の工務店は通常の業務に加えて、付き合いのあるお客様から一斉に仕事を依頼されているので少し待たないとダメだそうで、その間雨が降って部品が濡れると困るし、5月連休は外出するのでなんとかそれまでには修理したい。

そうなると、建築に関してはド素人の私がなんとか頑張って修理する他手段がないと言う結論に至ったので早速行動に移しました。

修理するついでに、入居時から傷んでいた柱や梁からリフレッシュを行うべく腐っていない部分を除いて壁が倒れないように補強を入れながら建物を解体。

穴だらけの波板を眺めているだけだと、一体どこから手をつけて直せば良いのか狼狽していたけどここまで解体しちゃうともう後戻りできないので前に進む決心がブレません。

必要となる木材を近所のホームセンターへ買い出しに行き、シロアリが発生して柱が跡形もなく消え去った建物角の柱は在庫してた鋼材で代用、あとは金物を揃えれば準備はOK。

写真左端がクレーンが乗っている建屋との継ぎ目で谷間になっており、雨水が集中するので湿っぽく柱が腐りやすい環境だから鋼管の使用が良い判断だったと分かるのは随分時間が経ってからでしょうね。

垂木を追加して胴縁の下地として

コーナンで波板を調達して天井に貼り付ければ作業はめでたく終了。

なんですが、今回はしっかりと雨仕舞いを施工してみたかったので、煙突施工の現場を見よう見まねで板金作業をしてみた。

L字の金物は2Mの角材に鉄板を挟んで折り曲げたり、不足する部品をホームセンターへ買いに行ったりと木を組み上げる事以上に時間を費やしました。

板金作業って仕上がりをみると簡単そうだけど、実際やってみると経験がなければ本当に難しい。

屋根の隅や軒先、サッシの上にも水切りを付けてしばらくは修理しなくても大丈夫なように一手間加えた成果がこちら

素人が初めて大工仕事をしたにしては十分な仕上がり。

現場を見ながら手を動かすと実施すべき作業が分かるので不思議です。

本当は建物の壁に貼ってる波板も更新したいのだけど、そんな時間はないので今回はひとまずこの状態で完成。

わずか2日で終わったので、案ずるより生むが易しとはこんな事を言うのでしょうね。

建築板金に興味を持ったので帰宅してからyoutube で納め方の勉強をしたけど、ロープの練習と同じで見てるだけじゃ絶対に再現できないと確信です。

今回の経験は、行動すればなんとかなると言う大きな自信に繋がったので次は工場の中に大きな中二階を構築したいと思います。

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