第48回職人起業塾

 

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真夏の暑さもやっと過ぎ去り、朝晩涼しくなってきた8月末の水曜日、神戸市西区で開催されている職人起業塾へ行ってきました。

水曜日は客先が定時退社日なので、4時半頃には道工具を収納し7時の開始までには余裕で到着する予定でしたが作業員の設定ミスで装置金型内部で鋼材を変形させてしまい、リカバリ不能に陥った状況でヘルプのお声が私に掛かりました。

今日は月1回の勉強会なのに・・・開始時間に間に合わない事をすこし残念に思いましたが、必要とされている状況に応える事が私のモットーなので、自らのミスに浮き足立って落ち着かない現場作業員に「大丈夫、任せとき。」と大嘘をついて安心させ

心の中では「一体どうやって直せって言うんだよ?」とつぶやきながら作業に着手しました。簡単な方法から順番に試して行き、最後は手持ちで一番大きな油圧ジャッキを使い30tくらいの荷重をかけ、固着した鋼材を除去して修理を終える事が出来たので、約1時間遅れで姫路を出発する事が出来ました。

最近場数を踏んだお陰なのか、不思議と時間や技術的な制約があって重圧が掛かる場面ほど冷静に、リラックスして問題解決に取り組める様になったことを実感出来ます。みやぞんに学ぶ訳では無いですが、自分の中で「必ず出来る」とポジティブに意識を変換出来る様になってから、気持ちを落ち着けて作業に取り組める様になりました。

あなたが応援したいと思う人の十箇条をお答えください

開始1時間遅れで到着した会場では、初めて見るチームビルディング形式での意見集約が行われていました。

丁度発表時間の寸前だったので、意見集約を静かに聴くことがメインになりましたが、自分が所属するチームや他のチームの発表を聞いてふと感じた事があります。

目的意識が近い人に共感する

平日の夜に自発的意志で勉強会に参加される意識の高い方が集まっているので、発表される項目は誰もが納得する要素ばかりでした。

目指す方向は人それぞれですが、マーケティングマインドに基づく行動変容を標榜する職人起業塾らしい発表だなと感心すると伴に、自分の価値観や心情に近い人を応援したくなるのは人間の本能に近いので自分磨きを怠ること無く継続する事が大切だと再確認しました。

 

本来の願いによって受け取る力とはなんでしょうか

今回のメインテーマは質問の解釈が難解でした。

こう言う場合文章で読んでもさっぱり理解出来ないので、私はいつもホワイトボードに図示して文章で無くイメージで理解出来る様に変換します。 

仏教用語の本願はこんな感じかな(汚くて済みません)

私の本願は、

人の困りごとを解決する事で、問題を解決出来た人に応援してもらえます。その為に事業に取り組んでいます

私は鉄を素材に製缶を行う仕事は20年以上しているので、単純に切った張ったは出来ますが、私以上に見栄えの良いキレイな仕事をする人はいくらでもいるので人の得意な分野で差別化を図っても負け戦は自明です。

ですので、自分が強みを発揮できる分野を探す過程で、自分は多様な要望をじっくりと聞いた上で、問題解決のプランを提示する事に注力するよう心がけました。 

自分の技術向上も大切ですが、もっと大切なのは目の前の人が一体何に困っているのか、真摯に耳を傾ける事だと今は思っています。 

自分の恥を告白しますが、30代の頃は自分の技術に自己満足しており、自分の強い土俵へ人を引き込んでばかりいたのでコンフリクトが多かったです。ともすれば、顧客の話を遮り自分勝手な思い込みが顧客の要望だと曲解して話を進めるので、顧客にもご迷惑をかけ続けたと思います。

人の事を横目で見るならば、このような痛い行動も冷静に見る事が出来ますが、残念ながら自分の事は自分で見る事が出来ないので気付くまでに多くの時間を必要としました。

まとめ

8/27の日経新聞に弓道5段のゴディバ日本法人社長が載っていました。彼曰の座右の銘は「正射必中」

正射必中とは

印象的だったのが弓道の「正射必中」という概念。「正しく射れば必ず中る」との文字通り、「正しい方法で行えば、結果は必ず付いてくる」という考え方だそう。記事では、”If you take the right process, the result will follow”と英訳されていますね。

弓道では「的に中ててやろう」「他者に勝ってやろう」「格好をつけてやろう」などと欲を出すと、逆に射は的に中らなくなるのだとか。「ビジネスにおいても目先の数字だけを追い求めるのではなく、お客様のことを本当に考えて良い商品を作ることで、おのずと結果はついてくる」とシュシャン氏は述べています。

フェイスブックページ、TOEIC SQEIR グローバルマネージャーより抜粋

 

私の趣味は通い始めて3年目の合気道なのですが、相手と正対して、組み付くや否や、すぐさま投げようと自我を出してしまうと全くうまくいきません。なので、先輩からは「技を出そうと焦るのでは無く、1つ1つの手順に分解して全てを確実にこなすことで結果的に技が完成する様にしましょう」とご指導頂きます。

まさに、完成を求めるのでは無くプロセスをしっかりふまえる事により結果として、技が出ると言う事だと理解しました。

話を聞いている時には、なるほどそうだったのか! と分かった様な顔が出来ても、いざ実際にやって見ると自分の心をそんな簡単に変えることなどできず、同じ事を繰り返してしまうのです。 すぐに出来なかったとしても、努力を続ける事で少しづつでも変えて行くとこは出来ると思うし、頭で分かっても人間そうは簡単に自分を制御できる物では無いと知っただけでも幸運なのではとポジティブに考えます。

 

なので、応援してもらう事も、自分の本願を立てる事も、それを目標にする事は大切ですが、そこに至るプロセスを丁寧にして行きたいと思います。

 

 

 

 

 

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