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第54回職人起業塾振り返り

 
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あっという間に過ぎ去った2月。そういえばとっても寒かったなー。

そして、毎月の最終火曜日は職人起業塾に参加するのが私のルーチンです。

午前中は姫路市の発明プレゼンに意気込みだけは満タンで参加しましたが、発表内容が審査官の属性とマッチせず不完全燃焼でフィニッシュ。

午後は特許の審査請求対策に顧問弁理士と方向性を擦り合わせました。

BMG キャンパス

顧客の設定が全ての始まり

今回の進行はマーケティング課題を聞いた上で、課題解決のツールとしてBMGのキャンパスを使うという初の2段構え進行に塾長を始め、ファシリテーターを拝命しながら全くタイムコントロール出来なかった事を申し訳無く感じます。

失敗を活かして今後良くして行けば良いので備忘録として反省を列挙すると

1)まず、ファシリテーターの役目を忘れ一参加者として楽しんでしまいました。すみません!

2)ゴールの設定が曖昧でした。 顧客の設定から始まり制限時間内でどこまでがゴールなのかしっかり確定すること無くふわっとした感じでした

3)タイムマネジメントが出来ていなかった。

総括すると何も出来ていなかったと言う事でしょうか。

次回ファシリテーターをする機会があれば今回の失敗を活かしてゴールまで皆様をエスコート出来ればと思います。

 

しかし、久しぶりにキャンパスを作ると今まで気付けていなかった当たり前の事に気付いたのです。

それは「顧客設定が変わればモデルも変わる」 至極まっとうな話なんですが、知識では無く自分の立場に置き換えて考えると凄く腑に落ちたのです。

 

あなたの顧客はだれ??

電磁波対策のマーケティングプランを、自分の事柄に置き換えて考えてみると今まで目が行かなかった大切な事がフッと脳裏に浮かびました。

ご存じの方も多いかと思いますが、私は本業のエンジニアリングの傍ら薪ストーブを製造販売しています。

今は吹けば飛ぶような何のヒストリーも無いおっさんで、あんた誰よ?と言われても何ら不思議ではないので粛々と個人相手に販売と設置を行っています。こんな状況を数年継続して実績を積み重ねエビデンスと体勢を構築しようと思っているので今の状況に不満はありません。

けれども、今の状況だと私一人の身体は1つしか無いので最大限頑張って月に2台作って売るのが精一杯なのは偽りない現状です。

 

しかし、日本の薪ストーブ業界に少しでも変革を起こしたいと目標設定するならば、現状では言いっ放しの画餅なのは自明です。

 

けれども、BMGキャンパスを眺めながら、顧客を個人では無くストーブショップや工務店にメーカーとして製品のを販売するのであれば、簡単ではありませんが自社で製造体勢を整えるだけで大量に販売出来るのでは無いかと閃いたのです。日本全国に私が出向かなくても、気に入ってくれる事業者を探せば今までとは違う結果に繋がるんじゃ無いかと考えると少しワクワクします。

 

とはいえ、先ずはゼロからイチを生み出すには実績を積まなければ行けないので、メーカーとしての立ち位置構築を目指し目の前の小さな実績を積み重ねる事に注力します。

こんな感じで、学びで今まで気付かなかった事をイメージ出来るのが勉強の醍醐味って所でしょうか。

すみれ文庫

今回初めてすみれ文庫から本を借りました。

実は塾長がブログなどでお勧めする本の中で気になる本はスグに注文して読破しています。

 

この本を読んで、顧客の真の話を聞く事の大切さを早速真似しようと思い、今月薪ストーブの納品に長野へ行くのですが納品した夜に厚かましくも顧客のお宅で宿泊します。

そして、今月の塾長推薦図書

2日で読破しました。

今まで、真似って=丸パクリと言う、ネガティブなイメージを持っていましたが真似で成功するにも技術が必要だし、そもそも真似されないような物に素敵な物が無いと言う事に刺激を受けました。

今後、私はパクリマスターとしてパクリの技術を磨こうと思います。

本業のエンジニアリングでは、私の製作した物を見本に同じ様な物をコピーされることが多いのですが、実際に使って見ると見本と同じように上手く行かない事例が多くあります。 理由は表面的な見た目をなぞるだけで、設計の意図や過去からの経験など深い部分を検出出来ていないのです。

外観は目には映っても、頭脳が意図を理解出来ない場合このような事が起こりやすいと思います。

相手の知っている事に置き換える

私のお勧め本を1冊挙げるとこちらになります

言葉で相手にイメージを伝えるならば、相手の中にも同じ様な写真を持っていなければ伝わらないと明快に著述しており、知っているようで理解出来ていない「わかる」と言う事を説明してくれています。

この本を読み、プレゼンや仕事で人に物事を伝える場合、受信側が理解出来る様に情報を加工する必要があると理解出来ました。

なので、私の薪ストーブは高気密住宅のように、暖気をストーブ内部にため込むので暖かいと、塾長の高気密住宅をテーマにしたブログを引用して特徴を説明すると「なるほど、そういう事やったんか!」とエッセンスだけでも受信側へ伝える事が出来ました。

今は本の内容を少しでも実行して相手に伝わる表現を身につけたいと思っています。

薄い文庫本なので、お勧めです。

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