ヒミエルストーブ

 メルマガ登録はこちら

SD01を納品する

 
この記事を書いている人 - WRITER -

いつの間にか梅雨が明けた陽気になり、連日気温が34度を超える中SD01の納品に行ってきました。 現場は私の工場から車で30分程度の姫路市内なのでアクセスが抜群に便利。

ご近所のメリットを活かして本体は晴れ間の間に現地へ事前搬入していたので残りの作業は煙突を接続し設置場所への固定するだけだったので軽やかな気分で現場へ到着です。

まず最初の仕事は吹き抜けの途中まであらかじめ設置していた煙突を1階と2回の途中まで延長し金具で固定する事です。 煙突の中心に治具を取り付け下げ振りを利用してセンターを割り出した後、壁面へ金具の固定を行いねじをロック。

 個人的な嗜好なのだけど、私は煙突をしっかりと固定する方が良いと考えるので今回はチムニーボックスも含めて3か所に固定金具を取り付けました。 

私はSNSでストーブ設置の写真を見るのが好きと言うか趣味なのですが、時々1Fから2Fまで吹き抜けで屋根はフラッシング、そしてその途中に固定金具は無いと言う仕様を見かけるのだけど一体煙突の荷重と固定の強度をどこで確保しているのか疑問に思う施工が有るのも事実。

そういった場合の多くは見た目の簡素さや建物とのバランスを優先した設計が多いと思っているのですが、私が重要だと考えるポイントと見る場所が異なるのだと感じる瞬間。

薪ストーブの仕事を継続するうちに本体への興味は薄れ、今は煙突の固定や屋根上の納まりなどユーザーが気にしない部分の情報に意識が向くようになりました。 何度も言うけど、極論すれば煙突の施工をしっかりと行えば本体はユーザーのお好みで何だってよいと思うし、いくら見た目にこだわったとしても使っていく間に慣れてしまうので本体への興味は年を追うごとに減退してます。

煙突の固定が終わり、本体へ煙突を取り付けて下げ振りを使い煙突の芯を合わせてアジャスターを入れれば作業は終了。

煙突芯を合わせながら本体正面を狙った位置へ合わせるのって毎回手間取っているので何か良い方法が無いかと考えていたのですが今回良い方法を思いついたので次回試してみる事にします。

床がモルタル仕上げの土間なので底面に固定する遮熱板をあえて取り外し、床を暖めて蓄熱する方式を採用してます。

本体内部は断熱材で保温された耐火レンガが設置されており他には無い理想的な燃焼を実現。

通常のクリーンバーンストーブも使用されているお客様なので、冬になって使い始めると性能の違いが分かって下さると嬉しいです。

納品日は気温が34度を超えて蒸し暑いので、操作説明は涼しくなってから再び訪問させて頂く事にして現場を後にしました。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© himiel stove , 2025 All Rights Reserved.