屋外へ煙突を固定する金物を作る

室内側の煙突を固定した後は、屋外の煙突を固定するブラケットを作りました。

屋根出しなら全く不要なのですが、ちょうどスレート屋根の桁に接触する位置に煙突センターが有り桁を避けるのと壁から屋外に出すのでは距離が大きく変わらないので金物を作り設置する事に。

煙突のレイアウトは異なるけど、同じように金物を作り煙突を壁出しで固定する案件があるので事前に感覚を掴む良い機会と考え架台の制作に着手。

まず第一に悩むのが素材の選定。

安いものから順にスチール。ステンレスになるのだけど、ステンレスの価格がちょっとビビるくらい高騰しているのでスチールで本体を作り亜鉛溶融メッキの加工に出すなど色々調べた結果シンプルにステンレスで作ることに決定。

なるべく軽くするために電気工事で使用する穴あきアングルを使いトラス形状で強度を出しました。

アングルは2.4Mでおおよそ8千円。それを8本程度使うので素材の価格として安くは無い。

ボルトで仮止めして溶接を行い、最後にトラスを追加したのですが三角形の補強を入れるまでは手で揺すってみるとフニャフニャでこんなので大丈夫かと心配になるのですが、補強の効果は素晴らしくいい感じにしなってくれます。

ガッチリと強度を出して全く動かないよりも、若干しなって風の勢いを逃がしてくれる方が良いのでまさに狙い通りの仕上がり。

今回は全てステンレスで作ったので、一度設置すると以後ノーメンテで維持できると思っているのだけど、それは今後使いながら確認して行ければと思います。

完成した後に持ち上げてみると、持ち上げられない事はないけどやっぱり重たかった。

1人で2連梯子をかけてこの重たい金具を狙った場所へ持ち上げ正確に固定できるのか?

一瞬不安になったけど、現場で考えながら作業すればなんとかなるでしょうと思い制作は終了。

翌日はついに煙突の接続工事に着手です。

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