煙突を壁だしで固定

部品も全て揃い、ついに煙突を屋外へ接続する時がやってきました。

念入りに寸法を測ったつもりだけど、実際に現場へ固定して煙突を設置するまでは安心できないのでドキドキしながら金物の設置に着手。

煙突固定の金具は体勢の良い場所で踏ん張ってなんとか少し持ち上げることができる重量。普通ならホイストで持ち上げ、台車で移動するのだけど今回はお隣の畑から取り付けなければなりません。

2連はしごでは絶対に無理だし、足場を組んだとしても私1人の人力では絶対に持ち上げることは出来ないので一計を案じ、室内側から材木を屋外へ突き出してチェーンブロックで引き上げる作戦を実行。

チェーンブロックの揚程は2.5Mだけど設置場所から畑までの距離は4M以上あるので、チェーンブロックを2個使い一気に持ち上げるのでは無く2段階に分けて持ち上げることでうまい具合に狙ったポイントへ移動成功。

写真は金具の固定が終了し、安堵に包まれて撮影した写真です。

途中は写真を撮る心の余裕は一切なくて、無心で畑と工場の中を往復していたので時間の感覚がありませんでした。

金具を持ち上げるだけじゃなく、狙った位置へ水平を確認しながら固定しなくてはならないけど、足場が悪いのでバランスを保ちながらの作業は曲芸の様。

写真を改めてみると、我ながら1人で良くやったと自分を褒めてあげたくなる。

屋外へ金物の固定が完了すれば次は煙突を繋いでゆきます。

設計をミスって長さが足りなかった煙突は、在庫していた1Mの煙突で代用できることが判明したので幸運です。

トユの辺りで45度に折れ曲がっているレイアウトは非常に厄介。

なぜなら45度の部分が自在に動くのでそのままの状態では自立不可能。だから垂直部分で煙突をしっかりと保持する必要があるのでこのような金具の形状になりました。

そして煙突を保持する位置にも意味があって、屋外に垂直に立つ2本の煙突両方を固定するプランもあるのだけど、そうすると煙突トップの取り外しが固くなった場合、力を入れにくい高所にトップがあるので安全の為1Mの煙突ごとトップを外せるようにしました。

とにかく、狙った位置へ設計通りの設置ができたことに一安心。

あとは雨が降る前に煙突貫通部分の防水を行えば煙突設置は完了なのでもう一息。

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