ヒミエルストーブ

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ロケットストーブ改造(その1)

 
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改造前

写真の中身はL字型の150角パイプでバーントンネル、ヒートライザーを作り断熱してます。

基本に忠実に作ったつもりのロケットストーブは、バーントンネルの中で薪を燃焼する様に作ったけれど、バーントンネルが小さいので薪がすぐに燃え尽き、ドラフトもそこそこレベル。京丹後で強烈なドラフトを目の当たりにしたので、自分なりに再現してみたくなった。

ドラフトが小さい原因を仮定する

ロケストは2重煙突が大きな特徴だけど、どうやら私が作った試作は煙突と天板の距離が近くてスムーズな排気を妨げていると仮定して改造に取りかかった。

ヒートライザー改造前

改造

すべては、模倣です。放熱筒をかさ上げして、断熱層の上に乱気流が起きるように改造。また筒を2重化した。

ヒートライザー上

 

改造しても、一体何が効いているのか分からない時が有ります。なので改造による空気量変化を測定できないか調べてみました。

吸気量の変化を測定するにはハンディーエアフロセンサがありました。送料込み2万円しませんね。排気ドラフトの変化測定にはこの差圧センサーが使えそうです。両方ともアメリカ製なので時間がある時に、同等の国産を探してみます。

自分の主観は変化しますが、改造した時に、数値化出来る基準があると、便利ですね。

焚き口の追加

その辺に転がっていた箱を焚き口にして、バーントンネルにはまり込むようにした。隙間は耐熱ロープガスケットで吸気を遮断してみた。

改造後

写真で見ると、つぎはぎの箱でよく分かりませんね。

右から焚き口、左にバーントンネル、立ち上がりがヒートライザーとなっています。

試運転

お待ちかねの試運転。この時が一番テンションUPします。

焚き口を上から撮影。この吸気が見たかったのだー。真似だけと、少し感動。

 

反省

凄く吸気するようになった。焚き口も凄く暖かい。けれど、肝心の放熱筒が全く暖かくならず排気煙突が200度を超えてしまう。

 原因は、保温を重視する余りバーントンネル全体をパーライトで覆い尽くした事が原因で熱交換が上手く行かないのではと推測し、次回の改善項目とします。

バーントンネルが長くてその中で可燃性ガスが燃え尽きていみたいです。ヒートライザートップの蓋を取り外すと、炎がたちこめる事無く熱い温風が吹き付けてくる。これが良いのか、悪いのかさっぱり分からない。

今回の改造を踏み台に、少しづつでも良い方向に進んで行きたいです。

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Comment

  1. 西原武志 より:

    ロケットストーブ20の嘘、と書いてあるブログの主のサイクロンの仕組みを見ようとして貴殿のサイト(ブログ)と巡り会いました

    どちらも特許を取得したと書いてありました
    貴殿はどこかの山奥の物と二つしかない、また排気を絞ることで火力を調節可能なものは他にないと書かれています
    両者の違いはなんなのか?
    あちらは火力の調節はできないのでしょうか?
    ご回答をいただけると幸いです

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