オーブンの温度を一定に保つ方法

 

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しっかりと昇温した後にダンパーを閉じればオーブンの温度は余裕で300度を超えてしまいます。

ピザなら丁度良い温度かも知れませんが、パンや通常のお料理では高温すぎて焦げ付いてしまいます。

 

オーブンの温度調整

今までお客様へはオーブンの扉隙間を調節して中の温度を調整してくださいとお願いしていました。

 

しかし、川原薪ストーブ本舗様よりオーブンの扉が勝手に動いて温度を一定に保つことが難しいとのご報告を頂いたので対策を考えてみました。

 

最初はスプリングなんかを使い抵抗装置を追加しようかと思ったけど、そんな製作に時間が掛かるものを作るよりも手元にある材料で簡単に出来る物は無いかと思案したところピーンとあるものが閃いたのです。

 

それは・・・フィライト磁石です。

磁石は高温になれば磁性が減衰しますが、フィライト磁石はネオジウム磁石と比較して熱による磁性の減衰が少ないばかりか丁度良いくらいの吸着力で使い勝手が良いかと思いついたので早速実験です。

 

焚き付けの時にドアをわずかに空けておきたい時には、燃焼室に引っ付け。

オーブンの扉隙間を一定に保って温度を調整したい時にはオーブン扉に引っ付けます。

磁石が丁度良い感じに扉と本体に引っ付くので想像以上に便利!

写真の隙間を維持した状態で薪を追加することなく1時間以上170度位をキープする事が出来ました。

昔作っていたクリーンバーンストーブは30~40分で薪が燃え尽き、燃料の追加による温度変化を微妙に調整しなくちゃならないので結構気を使う必要が有ったけど、このストーブは薪を適切に投入すれば2時間維持上余裕でゆっくりと燃焼するからオーブン料理も驚くほど簡単にこなせます。

 

料理をすると言うより、むしろ下ごしらえだけしっかりすれば、後は自動的にお料理が完成するイメージの方が正確かもしれません。

 

今回は工場に在庫していた、ちょっと大きな磁石だったので吸着力が大きく磁石をひっつけたままで扉を閉じると塗装が剥げそうになったけど、もっと小さな磁石を利用すればさらに使い勝手が良いかと思いました。

 

まとめ

扉の固定は工場で使っているだけじゃ気づくことが出来ない要望でした。

この様にお客様へ納品してから、実際に使って頂いたからこそわかる要望を一つづつ消し込んで行くのが最後の仕上げでしょうか。

 

最初はどうすれば良いのか解法が思いつかない、途方もない課題ばかりだったのが要望自体が小粒になってきたのが非常に嬉しいです。

 

 

 

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