ヒミエルストーブ

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耐火レンガを加工するカッターの準備

 
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現状のヒミエルストーブに耐火レンガを追加する事でマイルドな出力特性に変化する事は私にとって衝撃的な発見でした。

 

スチールストーブだけど、本体内部に抵抗と蓄熱層を設ける事で発見できる一つの到達点だと思うし納品したお客様がそれぞれお好みでカスタムして下されば良いでしょう。記事を公開後数人のお客様からブログのご感想を頂いたので今年一番のホットトピックなのは間違い有りません。

 

そして、現状の改善を踏まえて更に一歩踏み込んだ改良のコンセプトが頭に思い浮かんだのです。

 

それは、今以上に耐火レンガを使用すればどういった性能になるのか? アメリカやヨーロッパのmasonry-heaterのサイトを読めば多くの情報にアクセスできるけど、燃焼室も含めて全てレンガやタイルで構築したストーブなので構造は参考に出来るけど出力特性は全く想像出来ません。

 

この頭の中にヒラメキが走り鮮やかなイメージが生まれた時、私はアイデアを具象化したいと言う衝動を抑える事が出来ません。 完成後の成否は勿論大切ですが、そんな事よりも実際形になったコンセプトがどの様な働きをするのかに意識の焦点が集まるので躊躇する事無く実験に着手します。

 

今回は耐火レンガをたくさん使うので、レンガカッターの手配から作業がスタート。とは言え専用品は保管場所も必要だしお値段もそこそこするから日立の鉄鋼用を流用します。

 

 

参考になる情報が少ないので一つの方法だけに拘らず、丸ノコにダイヤモンドカッターを取り付けて作業性や加工精度を確かめてみた所、私が必要とする加工の9割以上は日立の切断機でカバーできることが判明しました。

 

 

バイスの位置を調整し、直角と寸法が狂わない様に専用の治具を作って耐火レンガを加工してみると想像以上に良い感じで加工出来たので非常に嬉しくなり加工途中の写真をインスタに投稿してみると、日本の有名メイスンリヒーター職人吉水さんより「そのまま使うとギアボックスに水が入って即壊れますよ」と有難いコメントを頂いちゃいました。

たしかに、鉄鋼用を流用するとギアボックスに水が入って壊れると言う話は聞いたことが有るので早速部品の手配からスタート。

 

 

通常の金属シールから耐水性の樹脂シールベアリングへ交換すれば大丈夫だと考えてアマゾンで買ったら即日配達してくれたので非常に有難かったです。

 

ベアリングはインナーレースの勘合がきついのでスライドハンマーを使ってギア事抜き取る事が一番早く作業できます。

 

抜き取ったベアリングは、3本爪のギアプーラーを掛けて結構強めにセンターのネジを締め込むと外す事が出来ました。

 

 

あとは綺麗に掃除を行い、プレスで樹脂シールのベアリングを挿入すれば作業は終了。かと思いきやギアボックスが浸水する本当の理由を発見しちゃいました。

 

 

そこは何と、刃物交換時に回転を止めるシャフトが貫通している穴でした。

いやー盲点だった。

もちろんベアリングからの浸水も考える事が出来たけど、短時間に大量の浸水が発生するとは考えにくかったので一体どこから水が入って来るのか謎だったけど分解して納得です。 刃物交換時はカッターの外周を保持する事にして、シャフトの穴はシリコンで塞ぎ対策は終了です。

 

 

あとは部品を組み付ければ作業は終了だったのだけど、私の不注意でカーボンを破壊しちゃったので完成は部品の入荷を待ってから動作チェックとなります。

 

水の進入を知らないまま使っていると早い段階で切断機を壊してしまったと思うから、吉水さんのアドバイスには本当に感謝しかございません。 

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