40年使い込んだアラジンストーブ
今日から仕事はじめ、今年も新たな1年が始まりました。
朝一番から工場に移動して夕方まで仕事を行うのであれば薪ストーブに火をつけてしっかりと暖房を行うのですが、しばらく滞在して移動する時は石油ストーブを愛用してます。
以前はタープを張っていなかったから、アラジンストーブの暖房能力だと暖かさを全く感じなかったけど囲ってあげると結構暖かいのでバカに出来ません。 薪ストーブを設置するので、ストーブに接触する場所へ溶接の時に使用する防火シートを使っており結構な隙間が空いているので、目張りすればもっと暖かさを感じる事ができると思います。
冬季キャンパーのブログなどを読んでも、灯油ストーブで暖かな夜を過ごしました。的な記事を見かけるので薪ストーブほどの昇温能力は無いにせよ、全く無暖房じゃ厳しい空間を温めてくれるのは事実でしょう。
そしてタイトルが答えなんですが、私が愛用しているストーブはザ定番のアラジンストーブです。私が小学生の時から使っているので、かれこれ40年以上は使い込んでいるけど暖かさは全く変わる事なく毎年変わらぬ安定感が心強い。
家に保管していたらもっと外観を綺麗に保てたのかもしれませんが、工場に保管しているので梅雨時期の湿気により燃焼筒の接合部分を筆頭にあちこちが錆びちゃってます。
今でも部品を単体で購入可能だし、なんなら私が鉄板の端材を使ってDIY修理することも可能だから多分これからも新品の芯だけ調達すれば私が現役の間ずっと使えるでしょう。
今まで灯油ストーブもトヨトミやダイニチ、サンポットなど買って試してみたけど、予備部品が入手不可能になったり灯油の消費量が多いなど原因は色々あるけど使わなくなり、最後に残ったのが一番古いアラジンストーブ。
多分、私にとって必要十分な暖かさに加えシンプルでベーシック、そして部品の入手が可能でリペアしながら使い続ける事ができる事を魅力に感じています。
もう手元にある事が当たり前なので特別存在感を感じる事がない、空気みたいな存在です。
そして、私が作るヒミエルストーブも、お客様に於いては空気みたいな存在になることを目指しているし、そうなって欲しいと願います。