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屋根に特注の防水金物を設置

 
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夏に現場の下見を行い、煙突の固定金具や水切り板金など全ての部品を特注のワンオフで設置する事が判明していた現場へ納品の日がやってまいりました。

懸念点は全てのパートといっても良いくらい位置の取り回しが難しく、レーザー墨出し機を2台使いしっかりと現地の寸法を測定し工場では模型を作ってトライを行ったけれど実際に収めるまではドキドキでした。

まずは水切り板金。

煙突と板金の貫通部分がぴたりと一致するように狙っていましたが、ここまで正確に施工できるとは自分でも驚きです。

屋根材が縦ハゼガルバリウムで、なるべく追加工事が無いような形状でステンレス板を加工。

時間に余裕があれば私が溶接を行い部品の製作を行うのだけど、月末が非常にタイトだったので今回は加工屋さんへ図面を出して製作を依頼しました。

しかし、依頼すれば終わりというわけではなく図面の意図を勘違いする事も有るから、3Dのプレビューも交えこちらの要望とズレが発生しないようオーダーしました。

楕円形の炉壁の中にストーブが入り、炉壁の中を45°で折り曲げて狙った場所へ寸分の狂いなく固定しなきゃならないし、貫通した煙突と板金が干渉なく設置できる確率は5割程度で現地で何らかの手直しが必要かと覚悟していましたが、全くの杞憂で奇跡の仕上がり。

完璧な収まりに安堵です。

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