40代英語再入門
薪ストーブの情報を調べようと思った時に、日本語のサイトでは十分な情報を探すことが出来無かった事が英語を勉強してみたいと思ったきっかけです。
しかし、その当時の私は40歳ジャスト、レベルは中学1年生以下と言う絶望的にトホホな感じでした。
学習意欲は有りましたが、時間的にも金銭的にも学習塾に通う選択肢は毛頭無く、自習を続ける事3年でやっと最初の壁を突き抜けたように感じます。
勉強の方法が分からない
webを検索すればそれこそ無限に学習方法がヒットします。
キャッチコピーが秀逸なので、自分がやっている方法が行き詰まったり面白くないとスグ他の方法を試したくなって右往左往してしまい貴重な時間を2年位浪費していました。
そもそも基本的な力が付いていないので、発展なんか出来るはず無いのに、エレガントに見える学習方法に飛びついてしまうお馬鹿さんでした。
しっかりお金を払って、先生に教われば時間の浪費を回避出来たかも知れませんが、それも含めて勉強方法発明の経験だと今は思うようにしています。
初期の1年半は公文式の中学英語をやっていましたが、正直な所プリントをこなすだけでさっぱり分かりませんでした。公文式を退会後、NHKラジオ「ラジオ英会話」を通勤時間に聞くだけでさほど勉強を頑張る事も無く、何とか紙一重で継続している状態でした。
今になって分かるのが、自分のレベルに応じた負荷の調整方法が分からず、一体どこを目指せば良いのか暗闘していた様に思います。
英語を勉強する目的は、英文の薪ストーブサイトを読んだり、自分の技術を発信したいと思うだけで具体的なアプローチは出来ていませんでした。
変化のきっかけ
詳細は去年の夏の記事
箱庭サロンの吉田さんが教えてくれた丸暗記メソッドを自分なりにアレンジして簡単な文章を覚える勉強方法に切り替えました。
吉田さんの記事に感謝!
方法は至ってシンプル
基礎英語1を聞いて、スキッドを覚える! 以上
これを1クール3ヶ月で行い、4ヶ月目には基礎英語2に変更し、最後に基礎英語3を勉強しています。
基礎英語3のスキッドを毎日覚えるって本当に大変で、未だ完全には出来ないけれど、巻末の暗記カードを切り抜いて隙間時間に何度も音読し、考えなくてもフレーズが口から出るまで繰り返すようにしています。
すると今年に入った位から、あれほどさっぱり分からなかった単語の繋がりが、決まりある語順で並ぶ単語のかたまりの様に感じ始めたのです。
いままでは意思の力で、楽しくも無い勉強をなんとか継続していたのですが、単語のかたまり(チャンク)を意識できて英語の「感」が読めるようになると今までのしんどさが嘘のように楽しさへと変化して行きました。
これは自分の中で大きな変化です。
楽しいと感じるから限られた勉強時間を少しでも効率よく過ごしたいので、インプットは頭がさえている朝に行い、通勤時間の車内でストリーミングを聞きながら復習したり、基礎英語だけじゃ物足りなく感じる単語学習を隙間時間に当て込んだりと、自分なりに効果が上がりそうな方法を模索しながら実行出来る様になりました。
それでも感じる年齢の衰え
以前の自分と比較して、やっと英語学習の入り口に立てた様に感じますが発音がスゲー日本語なまり全開!
私は人に嫉妬する事なんてほとんど無いのですが、英語学習に関して4歳の娘に嫉妬しちゃいました。
FBで友達の、宗利さんのブログに書かれている方法を娘と2人で試してみると
英語の発音チェックも手軽に出来る!Google翻訳で外国人に”伝わる”英語発音を習得する方法
僕はcat cut ってグーグルで音声入力すると絶対 キットカットになるのに、日本語すら未熟な4歳児が音声入力するとしっかりcat cutって認識するのです。
他にもhatやviolinで試しましたが、娘はグーグル翻訳の音を正確に再現出来るのに、私は一向に認識されませんでした。
幼児って凄いですね。
まとめ
発音は全くダメでも、興味のある分野は楽しんで読めるので今は英語の原文「ロケットマスヒーター」の第3版に挑戦しています。
分からない部分の方が多いですが、知らない単語はグーグルで調べると意味と発音が即座に分かるので非常に有り難いです。 そして調べた意味や読みを鉛筆で書き込み音読するようにしています。
単語の意味は1回位読んだだけではスグに忘却の彼方へ行ってしまうので、何度も読み返し文脈の中で覚えるようにしています。
昔は絵を眺めるだけだった本を、少しでも読めるようになったことが素直に嬉しいです。
いくつになっても遅すぎる事なんて無いと分かった事が英語学習で得た気づきです。
全くゼロから中学レベルになっただけですが、ゼロから1にする事がこの歳でどれだけの労力を必要とするのか。。本当に大変だけど、成長を実感出来る事が素直に嬉しいです。
特段勉強を頑張っている意識なんて無く、とにかく継続する中で負荷のコントロールを覚えたことを他の事にも応用して行きたいと思います。