キャリーのハブボルト交換
今週、愛車キャリートラックのタイヤスタッドレスから夏タイヤに交換しました。
スタッドレスに交換した時に、急いでいたからネジの締め付けをインパクトレンチでザッとしちゃったんです。
その結果、ネジを1本焼き付かせてしまいました。 トホホ・・・
ディーラーに電話で新品のネジを注文し、早速焼き付いたスタッドボルトの交換です。
掛かった費用 、スタッドボルト 約1300円。作業時間 40分位。
スズキの軽でスタッドボルトを焼き付かせてしまった皆さん、作業の難易度は低いです。
17mmのスパナとM8のネジ、そしてハンマーがあれば何とかなりますが、自己責任で作業して下さい。
スタットボルトの交換
焼き付いたスタッドボルトの取り外しは凄く面倒でした。
締め込む時に横着したしっぺ返しですね。エアインパクトのエア圧を10kgにしてやっと抜けました。
このネジはハブに刺さっているので、ブレーキキャリパーを外してブレーキディスクを外します。
1)ブレーキキャリパーの取り外し
17mmのネジでキャリパーを固定しているので、緩めます。
2)ブレーキローターの取り外し
プラハンで軽く叩いても抜けなかったので、ブレーキローターに空いている押しネジの穴にM8の並目ネジを差し込んでローターを取り外します。
ローターの勘合代は少しなので、数ミリ押せば簡単に外れます。
3)スタッドボルト除去
ネジが呆けたスタッドをハンマーで叩いて抜きます。
4)新品のネジを入れる
後ろからハンマーで叩いても上手く入らなかったので、ワッシャーをかませてネジで引っ張ります。
新品のスタッドを焼き付かせてしまったら木阿弥なので、浸透スプレーを掛けてネジを締め込んで行きます。
以上で作業終了!
後はブレーキローターを復元し、キャリパーを取り付ければ完成です。
まとめ
キャリーはハブベアリングを外さなくても、ローターを外せば全て作業できるので簡単でした。
この軽トラを買って12年が経ちますが、初めて自分で整備、今まで分解整備の経験が無いから、探りながらの作業となり、時間は掛かりましたが産業用機械も自動車も一緒なのでさほど難易度は感じませんでした。
まず工場にエアコンプレッサーや、ジャッキ、道工具が一式揃っているので作業環境抜群なのがメリットです。
屋根の下で作業できるから、雨が降っても関係無い!これが狭いガレージや、砂利の駐車場での作業となるともっと時間が必要でしょう。
良い仕事をしようと思えば、作業がスムーズに進む環境を作って行かなくちゃいけないと車の修理をしながら気付きました。