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帰路の途中、瞑想センターへ立ち寄る

 
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日光東照宮を観光した翌日は快晴では無かったですが絶好の移動日より。

施主様には工事期間中お世話になりっぱなしで、現場を後にすることが少し名残惜しいと感じちゃいました。 しかし例え1日出発を順延したとしても移動の時はやって来るので、朝7時10分に現場を後にしました。

出発の時も下見に訪れた時と同じく、美味しいブラックコーヒーを頂いて。

 

栃木から兵庫までノンストップで帰宅するのは少々しんどいから途中どこかで1泊しようと考えていると、京都にあるヴィパッサナー瞑想センターのダイニング建て替えに伴う備品の引っ越しワークショップの開催期間が近いかと思い出したので施設管理人の雄一郎さんに確認してみると翌日から備品の引っ越しを行うとの事だったのでセンターへ宿泊してご奉仕してから帰宅する事に決定です。

 

栃木から途中昼寝を挟み、13時間運転して京丹波に到着したのは午後20時。

身体の疲労は少なかったけれど、腰痛と軽い頭痛を抱えての到着となりました。

 

実は7月末に10日コースの奉仕で滞在していたのですが、途中コロナのクラスターが発生してしまい私を含む多くの男性参加者が感染して9日目で打ち切りとなった何とも思い出深い場所であり、私自身も酷い倦怠感とメンタルの不調から逃げ帰る様にセンターを後にしたことがなんだか心残りだったので、その隙間を埋めたいと思う希望を強く持っていました。

 

8月末には業者が入って重量物の撤去や下屋の解体が始まるので、施設内備品をメインビルディング内部に準備した倉庫へ移動する事が我々のお仕事でした。

とは言え、アルバイト的なお仕事では無くて1日に3回1時間のグループ瞑想が有ったり仕事しながらお話したりと楽しいアクティビティを行っているような感覚です。 そして今まで10日コース1回、奉仕2回参加の経歴しか有りませんが過去に出会った懐かしい方々と再会して楽しくお話する時間を過ごせたことはプライスレスの価値が有ります。

 

私が単に10日新しい生徒として座り、参加者としてセンターに関わるだけだったらこの様な気持ちになる事は難しいけれども、奉仕として参加する事で運営に携わる人たちとご縁が生まれた事でセンターとの心理的距離がとても近く感じる様になりました。

 

センターとの距離感は人それぞれ、心地よいと感じる空間を設ければ良いと思うしそこには人とのご縁や偶然、運が関わってくるので自分自身でコントロールできる範囲は思っているほど大きくは無いのでは無いかとここに来るようになってから考える様になりました。

 

ご奉仕の午後は瞑想センターの開設から現在の形に至るまでのヒストリーをスライドにて上映して下さいました。

上の写真に有るメインビルディングは33年前にカナダから輸入した2*4のキットで、建設には海外から多くの奉仕者が日本に集まり当時日本では全く無名であった素晴らしい技法の輪を広める種をこの地に建設したのです。

その他にも土地の購入や、道路建設に伴う敷地の等価交換など奇跡の様な話が複雑に絡み合った結果現在の形となったと知ることが出来たし、これからどのように発展して行くのかとても楽しみです。

 

センター以外でも個人的に合ってお食事をしたり感覚を語り合う仲間が自然に増えて行き心地が良いので、私はこの道を迷いなく進んで行こうと思っています。

 

そしてご奉仕翌日の早朝にセンターを出発して1週間ぶりに家族の待つ自宅へ帰宅しました。今回の納品はなんだかイベントは盛り沢山で印象に残る旅になりました。

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