PCを更新する

丁度1週間前のブログで、ノートパソコンのスペックが不足して3DCADを全く操作できないことを投稿しました。

そのあとも動作が遅いことに目をつむり、そろそろと使えば大丈夫でしょうと自分に言い聞かせて使って見たものの現実は残酷にもフリーズを連発。

本当はやりたくないけど、電源ボタンでリセットしなきゃいけない状況に何度か直面したのでもうレッツノートを使える状況ではないのだと悟り新たな相棒を探す旅を始めました。

私の特性としてハードウェアに対してこだわりは持っておらず、どちらかといえば得られる便益を重視するのでなるべくコスパの良いPCが無いかとwebの海をさまようこと２日間。

行きついた答えは「そんなものは無い」という身も蓋もない当たり前の回答に着地です。

そもそもパソコン部品の多くはドル建てで輸入されており、昨今のインフレ、円安の影響をモロに受けているので価格が数年前の数割増しなのと、部品の合計金額が本体価格なのでどこで購入しても価格はほどんと一緒。

HPのOHMEN L25が良いよなーと思いながらカスタムすると納期が２月末！

いやいや、今まさに設計したいので一番短納期のものを探しても１０日くらい待たなきゃいけないのでどうしたものかと思案すること数分。

よし、２年落ち以内の中古を買って浮いた資金をソフトに回す作戦を採用し、いろんなサイトを徘徊しながらcpuとgpu、メモリのスペックと価格をチェックして一番お得度が高いものを選んでみました。

私が選んだのは2021年12月納品のドスパラ製ガレリア。

メモリが32G　,GPU８ギガ、CPUがi7 11400k　SSDが１Tと今の私にはオーバースペックだけど、不足するよりまマシじゃないのと言い聞かせポチリ。

家に到着してから主要ソフトを引っ越したり、シリアルを紛失してしまったPDFソフトやofficeなぞを買い足して不満なく使用できる環境を構築し早速３DCADを動かしてみると、まったくストレスなく動くじゃないの。CPUの稼働率を見ると１％くらいなので全く本領を発揮していません。

ひょっとすると、スペックオーバーだったかな。

ついでに工場用に購入してずーっと保管していた23インチのゲーミングモニターを追加してデュアルディスプレイにしたので設計がとっても楽になりました。

丸ノコや溶接機などのハード機器に投資するのは目に見える現物が手元にあるので納得できるけど、PCって投資に見合う利便性を感じることが今まで少なかったけど今回はちょっと満足してます。

ずっと古いものを使い続けていると環境に慣れてしまうので不都合を感じないけど、新しい環境に慣れてしまえばもう昔には戻れません。

やっぱり情報機器は定期的に更新したほうが良いと学びました。