煙突箱の追加工と本体の固定

設置工事2日目の朝は7時過ぎに現場へ入り、夜間に三重県から移動して下さった工務店の大工さんと二人で煙突箱の手直しからスタート。日曜日なのに遠隔地の現場へ朝一番に入って下さったので私も出来る範囲でお手伝いして、なるべく早く正確に終える事が出来る様にアシストしました。
それに、1人で作業するのと2人では疲労感と申しますか、安心感が雲泥の差なので補助して当然。

作業内容は、水切り板金の位置まで箱の天井を短くする方向に決定し道具を屋根の上まで荷揚げして作業スタート。大工さんの都合でタイムリミットは12時まででしたが、お昼前には手直し作業も終了しやっと望む形に収まり一安心。
予定が詰まっている中、対応して下さった工務店さんには感謝しかございません。また、次回から図面の勘違いが発生しない様に注釈を追記しておきますので2度と同じ勘違いが発生しない様に対策しておきます。

屋根上の仕事を終えた後、午後からは本体の固定を実施。
今回は45度設置なので炉台の対角をレーザーで拾い出して地墨線をマスキングテープで記録して位置だしの基準とします。

煙突の中心がピッタリと合わさって尚且つ地墨と本体の中心線が一致する場所を慎重に探してアンカー固定穴をマーキング。
今回の現場は南海トラフ地震が発生すれば確実に揺れる場所だから、床下地の24mm合板へM8、75㎜のコーチボルトを打ち込んでガッチリと固定するのだけど本体の底スペースが150㎜しかないので電動工具を使い直接ネジを打ち込むことが出来ません。
なので、3㎜の下穴を開けた後途中までは手動でコーチボルトを打ち込み、電動工具が入るスペースを作った後にインパクトを使いネジを打ち込みました。
外観がスッキリする様、アンカーは本体の真下に有るので本体を左右にずらしながら炉台へ穴を開けてアンカーを打ち込み、最後に底面の遮熱板を取り付ければ時刻はもう夕方になってました。
それでも屋根上の仕事も終えたし、本体の固定も終えたので設置工事はゴール目前。
なので、翌日は朝から操作説明の予定を立てましょうかね?などと甘い考えを持っていたのだけど、見込みは大きく狂い翌日も屋根上で追加の仕事をすることになったのです。
つづく