イベント出店で学ぶ実践マーケティング

 

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丹波ハピネスマーケットと言うイベントに初めて参加して薪ストーブの実演展示を行いました。

誰一人として知り合いのいない会場へ一人乗り込み、設営、実演、撤収の全てを行うのは大変でしたが、学ぶ事の多い体験でした。

にぎわっているお店の理由を探せ!

飲食主体のマルシェに、いきなり何十万円もする薪ストーブを展示しても見向きもされないのは経験済みなので暇なのは想定していましたが、いやー予想以上に暇でした。

私の出店場所を挟んで、人気のお店があったので通りがかりにちらりと視線を感じるのですが、それ以上歩みを進めてくれる人はごく僅かでした。

元気の良い声かけ

繁盛していた、おとなりの豚まん屋さんの奥様は「いらっしゃいー」「おいしい豚まんいかがですか-」など道行く人に元気な声でバンバン挨拶して行きます。

僕も真似して挨拶しようと思うんだけど、毛恥ずかしさが先に立ってなかなか声を掛ける事ができません。

午前は挨拶して、無視されることも恐れていたので本当に何にも出来なかった。

けれども、何もしないまま帰るのも勿体ないのでとりあえず薪ストーブが目に留まり、私のお店に一歩踏み出した人に「こんにちわ-」と元気良く挨拶しようと思い、即実行してみた。

最初はお店とお客様との効果的な距離感も分からなかったので、遠い場所からちらりと目を向けた人にも声かけして見たけど全くリラクションが無かったので、どうやら興味を持って1歩こちらへ踏み出してくれた人へ重点的に声をかけるのが良いと分かった。

そうして何人かにタイミング良く挨拶できるようになると、嘘みたいに今まで見たいな毛恥ずかしさが薄らいで来た。

完璧では無いけれど、今までの自分と比べると少しだけど進歩したかな。

答えは顧客にある

そして元気の良い挨拶に反応してくれ、私と話をしてくれた人の訴えをしっかり聞く事に力点を置きました。

だれも僕の話なんか興味無いだろうし、一歩踏み出してストーブに興味を持ってくれた人の話をじっくり聞くのは人の話を聞くトレーニングにもなります。

完璧では無いですがいつも以上にしっかり相手を観察して、何を話しているのか注意深く耳を傾ける練習になりました。

挨拶も、話を聞く事も営業マンや露店営業の人には当たり前で今更なんの話と思われるかも知れないけれど、製造業で機械ばかり相手に仕事をしている僕には一歩踏み出すのに勇気の要る高い壁でした。

自省を込めて過去を恥じる

数年前のイベント出店の時は、今回と真逆で、自分から人に声をかける事なんて全然無くてお店の奥にじっと座り、ひとから声をかけて貰う事をひたすら待つだけでした。

当時の僕は、興味を持ってない人に話しかけても仕方無いと勝手に思い込んでいたので、周囲からは無気力な出店者に見えるだろうし、出店していて自分自身で少しでも良くしていこうと言う視点が完全に欠如していた。

知名度も、ブランドも何一つ無い中で、ゼロから立ち上げて行く事は失敗やマイナスの経験を積みながら漸次的に改善を積み重ねる事が大切なのに、自分の都合ばかり優先していたので当然の帰着として成果など全く出す事が出来なかった。

自分自身の行動が悪いのに、思い通りに行かない理由を周囲に求める本当に痛い奴だったなぁ。

 

そんな経験がベースにあるので、イベント出店は回数を重ねる事で改善を重ね、質を向上させる実験の場として取り組もうと考えています。

繁盛の導線

私の目に留まった賑わっているお店はハンバーガーショップでした。

集客からお買い上げ頂くまでの導線が秀逸で、繁盛しているように見えました。

1)お店の前でお肉の炭火焼きを行い、美味しそうなにおいと演出で人を惹き付ける

2)大きな看板とプライスボードで迷わずに注文できる

3)安い価格帯のホットドッグも有り、お客様のハードルを下げる

4)手作りなので、並んでいる人を見て更に人が並ぶ

顧客の一番近い所でお肉を焼き演出効果と匂いで人目をキャッチして、ポップが見やすく、目の前で作ってくれるので凄く美味しそうに見えました。

そして、繁盛しているバーガーショップを私のお店に応用するとすれば何が出来るのか考えて見ました。

まずは、一歩足を踏み出してもらって世間話でもしなきゃ話が始まりません。

食品を販売して売上を上げるのは目的では無く集客のツールとして、原価に近い価格で焼き芋を焼いて販売してみようかと思いつきました。

広告宣伝費と考えれば安いコストだし、お金を払って座学で勉強するのでは無くリアルにお客様からお金を頂けるように考えて行動する事が一番の勉強だとおもうので早速実現する為の調査を開始します。

まずは、メインとなる会場の保健所に電話して営業許可が必要か聞いて見ます。

まとめ

今回、展示だけでは暇だったので焼き芋をディスプレイ代わりに焼いていると年配の方々から「これおいくら?」と何件かお問い合わせされました。

どうやら薪ストーブ屋じゃなくて、焼き芋屋に間違われたようです。

次回は間違われないように、しっかり看板を作って行かねば!

お客様に一歩踏み出して頂くツールとしてだけで無く、規模は小さいけれど商売の勉強としてイベント出店を続けるのと平行して焼き芋販売をして見ようとおもいます。

最初から完璧など無く、今回は同じ出展者でも繁盛しているお店を見つけ、人を惹き付ける理由を探して自分に応用できないか考える勉強の場所と捉えていたので、数人しかお話は出来なかったけれど、お店の観察と自分なりの推論構築で忙しかったです。

何事も、見る物が無いんじゃ無くて、大切な物を見ようとしない心の持ち方がいけないのでしょうか。

そんな事を感じた体験でした。

 

 

 

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