ヒミエルストーブ

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商標登録の勧め

 
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先日工場の清掃に精を出していると、去年お世話になった弁理士の先生がご近所にお仕事で訪問されたついでに立ち寄って下さいました。

そして、約1時間ほど雑談をする中で知財管理の大切さを感じたので備忘録代わりにブログにアップしておきます。

名称、権利登録の大切さ

僕は自分のブランドネームであるhimiel stove と特許登録している燃焼機構のブランドネームcyclone stoveの2つを商標登録しています。

そして、薪ストーブなどに関連する指定役務を設定し上記2つの称呼を第三者が商用利用する事を防いでいます。

 

わざわざ商標登録するなんて面倒だし、お金も掛かるので出来る事ならそんな事しなくても良いかと思うのですが、

大学院の授業で弁理士でもある先生がイチゴの商標をケーススタディーに第三者が勝手にブランド名を商標登録して生産者が不利益を被った話を聞いたので、将来の面倒を防ぐ意味でも良い経験になるかと思い商標登録を行ってみました。

 

以下は素人の僕が自己申請して商標権登録した個人的見解なので、間違っていたらすみません。

僕の場合、特許登録の相談で発明協会の相談員の方と懇意になっていたので、指導員さんの助言で自己申請にて商標をゲットしました。

実際に行動するまでは何をすれば良いのか全く分からないから、ちょっと怖かったけど申請のポイントをしっかり押さえると自己申請でも商標権の設定は可能だと思いました。

特に書き方などの書式はフォーマットに忠実かどうかが問われるので、様式間違いのチェックさえすればOKなのでハードルは低いです。

 

では商標権の申請で一番のポイントとなるのはどこかと言うと「指定役務」だと思います。

格安のオンライン商標代行サイトと最も異なるポイントは指定役務の設定では無いでしょうか?

役務の区分は比較的だし、ネット系でも簡単に入力できます。

けど、実際に権利設定して効果を発揮するのは指定役務なので、指定役務をブランド戦略や守りたい権利に設定するのは素人では到底ハードルが高いと思う。

僕は指導員に教えて貰いながら、特許庁から11区分の商標指定役務一覧をDLして、同じ様な称呼を調べ指定役務が先に登録されていないか調べたり、今後の展開を考えてどのような登録を行うかなど申請を提出するまで結構な時間を使いました。

格安系はこの様な時間の掛かる大切な部分を申請者の責任で入力して貰い、申請に特化しているので安いんじゃ無いかな?

 

一旦まとめると

将来に向けて自分でブランド構築して行くと思うなら、商標設定はリスク回避に非常に有効。

自分で申請して登録すると数万円ですむので格安。 その代わり、知らない事を1から勉強しなきゃ駄目なのでちょっとしんどい。

但し、経験も良い財産になるかな。

 

僕の知っている格安系は、申請に特化しているので、権利化する範囲を慎重に考えなきゃいけない。

 

そして、最後はプロの弁理士の先生にお願いする。

勿論、経験豊富な仕業の先生に依頼するのでお金は必要になります。けれど、素人では出来ないしっかりとした権利設定を行って下さるので一番安心です。

仕業の先生との出会いはご縁ですが、僕が頼むとしたら特許取得の時にお世話になった海岸通特許事務所 の羽柴 拓司先生にお願いします。

羽柴先生は、顧客の為に本当に一生懸命頑張って下さる先生で、去年は本当にお世話になりました。

いろんな先生がいると思いますが、初めての依頼で素敵な先生と巡り会えた運に感謝してます。

 

まとめ

去年FBのタイムラインに、ライターさんが長年使っていたコラムの名称を第三者が商標登録して使えなくなった事例が流れてきました。

遠い世界の話かと思っていたら、身近でもその様な事案が起こる時代なので将来面倒な事を避けようと思えば安い投資だと考えます。

 

あと、自分で商標申請した経験も良い財産になるので、事業を営んでいる人は今一度考えた方が良いかもしれません。

 

 

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