ヒミエルストーブ

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SD01納品完了

 
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先週末に煙突工事を終えた続きを今週木曜日に実施してきました。

通常であれば足場でやぐらを組んで台車の上にのせたストーブをそろりと移動させ、吊り上げた状態で台車を抜いて微妙な位置決めを行うのだけど今回は神装置「天井クレーン」のお陰で設置場所への移動は秒速で終了。

本当にクレーンって便利ですね。

煙突の組み付け

おおよその設置場所へ置いた後は、本体へ煙突を組み付けて途中まで配管した煙突と心を合わせます。

本体の水平が変わると煙突心が変わるのでこの作業が一番時間を費やしたでしょうか。

しっかりと心出しするとスライド部分の脱着が劇的に軽くなるから疎かに出来ません。スライド部分を組み付ける時にお客様へ煙突掃除の方法やロッキングバンドの外し方などを見て頂き今後の運用を問題無く行えるよう説明を行いました。

そして煙突の連結を完成させ、ドアを取り付ければ設置が完了です。

 

納品の後は操作説明に入りました。

まずは点火前にお掃除のレクチャーです。

内部構造を説明して、年に1度は蓋を開けて内部に堆積する灰と煤を集塵機で吸い取って頂く事をお願いしました。

そしてお待ちかねの点火。

煙突がしっかりと配管されているお陰で煙の逆流も一切なく、あっけなく点火が成功しました。当たり前のように点火が成功するまでにどれだけの失敗と実験を重ねた事やら。

煙突の配管がマズかったらいくら操作を頑張っても取り返せないのでホッと一安心。そういえば初期の頃は製品の性能も未知数だったから、ドキドキしながら納品したのも良い思い出です。

理想的な燃焼の可否は煙突の配管設計が大事だと思っているし、今回は45度勾配配管が3Mも有ったので仕上がりがどの様になるのか心配していたけど全くの杞憂に終わりました。

 

点火から薪をつぎ足し、巡行運転に入るまで目一杯の火力で熱を本体にため込み、十分に暖まった頃を見計らってダンバーを締め込み火力調整を行って頂きました。

このあたりの操作は、文字で説明するより実際に炎の流れを目視しながら説明する方が分かりやすいと思います。

お昼休み、誰もいない工場の中で静かに粛々と燃焼を継続してました。

まとめ

今回は初めてスレート屋根の工場へ納品でしたが、いつも通り落ち着いてじっくりと作業する事が出来ました。クレーンのガーターと煙突の干渉を心配していましたが、何度も現場でチェックしたのが良かったのか全く問題無く納める事が出来たのが嬉しかったです。

朝晩は底冷えのする場所なので今後は皆様が集う場所となり末永く愛用して頂ければと思います。

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