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高知県のuetaraboさんを訪問

 
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今週は高知県の須崎市に本社を構える上田ラボ(ウエタラボ)さんを訪問しました。上田さんの会社は微生物を利用した水質改善及び農業資材を主力商品とするバイオ企業であり、薪ストーブを作っている僕とは何の関係も無いのですが先代社長(現会長)様がSD01をご注文した下さった僕のお客様でも有るのです。

上田会長からご注文を頂けたのは、わらしべ長者的なご紹介のご縁が繋がった結果なので人のご縁は大切にしなくてはと思いますね。

今回の訪問はストーブの下見では無く、微生物資材のお話を聞く事が主たる目的で訪問します。

高知県まで車と電車での移動時差が30分くらいしか無いので僕の選択は電車一択です。基本的に東方面は仙台以北の場合飛行機、福島県~鹿児島までの移動は新幹線を利用するのが一番早いので打ち合わせだけの場合は公共交通機関を利用します。

朝6時台の新幹線下りのホームは上り方面に比べると閑散としてました。姫路から岡山まで約30分の乗車なのであっという間に到着です。

岡山から特急「南風」に乗り換え初めて瀬戸大橋を列車に乗って渡りました。明石海峡大橋とは違って景色をじっくり眺める余裕が有るのが新鮮です。

高知駅で南風は終点となり、特急あしずりに乗り換え待ちをしていたら見たこと無い観光デッキが備わる列車に遭遇。

そして、同じホームに足摺が入ってきて一路東の須崎方面を目指します。

最後は普通列車に乗り換えて最寄り駅に向かうのだけど、2両編成で乗車可能なのは1両のみで保線員も含めて乗客は5人位しかいないローカル線はなんだか郷愁を誘う雰囲気です。

ワンマン列車なので運転士の横に料金箱が有り、トイレが備わる普通列車は30年前の国鉄風。

そして最寄りの駅まで到着してお迎えに来て下さるまで時間を過ごしたのでした。

僕は鉄道マニアでは無いけど、いつも利用するJR神戸線では見る事のない鉄道にテンションが上がってしまいます。

 

uetaraboさんの微生物資材には以前から関心がとても有りました。

祖業は海洋汚泥の浄化を微生物資材で行ったとの事ですので、排水浄化に関するノウハウは幅も深さも1度の話では理解できない情報量が有りました。

僕が最初気になったのは水質浄化のお話で、特に薪ストーブを導入するお客様においては水洗化されていない場所へお住まいの方も多い訳でして、汲み取りや簡易水洗のタンクへ微生物資材を投入すれば汚物が分解されて良い肥料として利用できるなんて本当に素晴らしい話だと思いました。

話だけじゃ感覚が分からないので、水洗化されているけど僕の工場で何らかの実験システムを作り自分なりに効果を試して感想を追伸出来ればと思っています。

 

そして、水質浄化から話は進み農業の微生物資材のお話を教えて下さいました。

(商品の一例)

げんすけレッド

農業の込み入った話は全く門外漢なので話の半分くらいしか理解出来ませんでしたが、社長の熱意と真摯な雰囲気に嘘は全く無くて製品に間違いはないだろうと直感的に感じました。

そして帰宅してからchatgptやweb検索で微生物資材と肥料の関係性を調べる事で教わった事の理解を進める事が出来ました。

素人の理解なので間違っていたらすみません。

1)有機物(糞や枯草)などを直接土壌に散布しても作物が栄養分を吸収する事が出来ない

2)微生物が有機物を分解する事で無機物に変換

3)無機物が植物に吸収される

作物により効率的とされる炭素と窒素の比率が異なり、糞系と草系でも比率が異なる。

そしてサラッと表面を斜め読みする現代農業に堆肥を完熟させないとしっかりとした肥料として利用できないと書いていたのは(2)の有機資材を植物が吸収できる無機資材へ変換する時に微生物の力が必須だと言う事を理解出来ました。

微生物の利用には落ち葉についている白いカビや納豆菌や発酵したコメのとぎ汁など沢山の資材が有るけれども、そこはプロが作る資材なので安定して出力できる効果の幅が自然由来よりも広いのでは無いかと想像していますのでまた今度社長にお会いした時に質問してみます。

僕自身野菜を育てた経験が無いのでこれは良い物ですと断言できないのが歯がゆいけれど、素晴らしい商品だと思う根拠が沢山有ります。

なので、工場の近くに畑を借り自分なりに試した結果をブログで報告して行きたいと思います。

 

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