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製品保証の対応

 
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カレンダーを確認するともう8月も後半。

工場の温度計が連日37度を超え、夕方には疲労でぐったりするのは変わりありませんがお盆を過ぎた辺りから朝晩は幾分涼しくなった様に感じます。

ここ最近ブログの更新がスローなのは薪ストーブのお仕事が丁度途切れている間に溜まっているDIY作業に明け暮れている関係で、ストーブ関連のネタが有りませんでした。

しかし、お盆明休みも明け8月初旬に発注していたICの鋼材が入荷したので部品の製作に着手すると伴にSDの製品保証対応を行いました。

製品の保証

2年前に納品したロットに天板の溶接距離が少ないものがあり、1件お客様へ収めた製品の溶接が割れてしまうという不具合が発生しました。

当該の部品は即刻新品に交換対応を行うと伴に対象期間に納めたお客様の元へ全て確認に赴き、福島県のSDの天板に1箇所ヒビが発生していたのを確認したので、ご希望のタイミングで私にお声がけ頂ければ新品の部品を無償で発送させて頂くことをご相談させて頂き了承頂きました。

そしてこの夏のタイミングで新しい部品をご希望されると連絡を頂きましたので鋼材を発注して部品の製作に着手。

真夏なので鉄板が暖かく、また塗料を吹き付けるとあっという間に乾燥するので耐熱塗料へ薄め液を若干多く加えて粘度を調整し、ポジショナーで部品を回転しながら塗装を実施。

ポジショナーとは金属の部品を回転しながら溶接するための道具で、フットスイッチを踏んでいる間回転を継続するんだけど、私が部品の周囲を移動しなくても部品端面を確実に塗装出来るだけでなく、床面から離れているのでゴミが付着しにくいと言うメリットがあるので大きな部品を塗装する時は必須の道具。

塗装も無事に終え、しばらく乾燥した後出荷となります。

まとめ

今まで製品不良を事前に検出していたので、客先で検出したのは今回の事例が最初であり今のところ最後。

溶接加工の工程を変えなければ、この様な問題が発生する事も無かったのだけど、更に良い製品を作ろうと意欲的にチャレンジした結果が望む方向と反対側へ進んでしまいました。

不具合が起こった場合、当方の責任と認められる場合しっかりと対応させて頂きますので保証等気になれる方はご安心頂ければと思います。

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