クッキングロケットストーブの調査
ロケットストーブの強い火力を活かしたオーブンを作れないかと考えた。 ネットで検索すると、煙突の中で薪を燃やして、煙突の途中を広くしてオーブンにしているのをよく見かける。この形はシンプルで良く燃えるけれど、太い薪を燃やす事が少し苦手で、細い薪を使うと火力は強いけれど、すぐに燃え尽きて薪の補給が面倒だと考えます。
この上に箱形のオーブンが乗るとオーブン付きロケットストーブになって
オーブンの代わりに料理プレートが載ったのがこの形ですかね。
外観はただの箱に見えますが、暖かい空気は凄い早さで上昇するので、平たい箱の中は空洞では無く、熱い熱気が滞留するようにしっかり加工しているタイプもあるようです。
内部構造
ポイントは、ロケットストーブらしい強力なドラフトを生み出す、タテ煙突部分の長さと太さ。そして、いかに暖まった熱を煙突から排出せずに器具の中に滞留させて放熱することではないかと思いました。
以上がクッキングストーブを調べた報告です。
個人的には3枚目の写真がとっても重要だと思います。邪魔板の形状はこれ以外も沢山の形があると思いますが、熱交換を希望する場所に熱を滞留させる機構をインストールする事が大切だと思います。
以上の下調べをふまえて書いたのがこのスケッチです
フリーハンドのイメージですが、今までの経験を活かし、昇温させる部分にはしっかり断熱加工を施し、オーブンとトッププレートで放熱する事を狙っています。
断熱なんか無くて、ただの角パイプと曲げ加工だけでも十分な加熱性能を引き出せるのかも知れませんが、最初はじっくり作り込んで行きます。
四角形ばかりの組み合わせではブロックを組み合わせたみたいで味気ないので、曲線や丸をアクセントにしてみました。
さて次回は、原寸を引いて、材料の手配です。