ヒミエルストーブ

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物販の素人が販売に挑戦してみた(対面販売編)

 
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これは小売り全く未経験であった私が歩んだ集客の道のりです。

売ることを知らず物作りばかりに焦点をあてていたので、作品が工場に溜まってしまい

どうにかして販売したいと思いましたが、妙案は皆無からのスタートです

イベントに出店して販売してみた

2015年、

手作りの薪ストーブは手元にある市販品を参考に何とか完成する事が出来ました。

しかし、作ったストーブをどうすればお客様にお買い上げ頂けるのか。

私がオーダーメイドの薪ストーブを作っているとどうやれば知って貰えるのか。

ブログに出会う前の僕は何をすれば良いのか、誰に相談すれば良いのか全く知識が無くて、五里霧中とはこの事でした。

 

イベント初挑戦

個人相手の商売経験がゼロの私が思いついた事は、友人の会社が3日間連続で主催するイベントへ出店してみる事でした。

そのイベントは3日間の開催期間中約1万人の来場者があり、かなりの賑わいです。

出店の大まかなフローは

  • 前日からストーブを軽トラに積み込み、
  • イベント当日は開演までに商品を陳列して
  • 昼間は火の番と商品説明
  • 閉店時間から逆算して火を消して
  • 開演時間終了後は一旦商品を片付けて翌日の準備
  • 最終日は、お店の撤収でごった返す中、軽トラに積み込んで自社工場へ持ち帰る

なにせ1個が最低でも100kgを超える薪ストーブ4台を準備して、たった一人でイベントに出店するのは移動距離が長く大変でした。

軽トラに満載の商品

下ろすのにも一苦労

イベント期間中は、実際に使って見た様子も見て頂きたいので薪を入れて実際に燃やした様子を見て頂くのですが

小さな子供さんなどは、親が目を離した隙に点火している薪ストーブへ、何のためらいも無く素手で触れようとするので保険に入っているとは言え緊張感を抜くことが出来ませんでした

商品説明をする私

燃える様子を説明する私

 

イベント初出店の結果

意気込み

最初の2日間は雑談して下さるお客様はいても、お買い上げを考えている雰囲気の人は全く居ませんでした。

僕の全く勝手な都合なのですが、 出店したからには、何としても1台は売りたいと言う気持ちが強かったです。

なぜなら、全くの素人が薪ストーブを作り始め、家族を含め回りの人は

「そんな道楽で始めた薪ストーブが売れるの?」と口にこそ出しませんが、

私の行動に懐疑的な雰囲気をありありと発していたので、1台でも良いから実績が欲しかったのです。

全く売れないのと、1台でも売れるのは自分自身が安心すると言うだけで無く、回りの見る目も変わって来る

とっても大きな分水嶺なので、何とかしたいけれども押し売り出来る物でも無いし、もどかしさが募ったまま

最終日を迎えました。

祝、初販売

記念すべき初めてお買い上げは、3日目がもうすぐ終わろうとする夕方。

1日の商品を売り切って、会場を散策していたラーメン屋の奥様が私の薪ストーブに興味を示して下さり

お値段をお伝えした所即決でお買い上げ頂きました。

待ちに待った、記念すべき自力での薪ストーブ販売1号です。

とにかくイベントに出店した行動が、成果という形になったのでとても嬉しかったです。

詳しくお話しを聞くと

現在進行形で薪ストーブを実際に使いながら、ステップアップに手頃な価格の薪ストーブを探していたとの事でした。

客層

1台売れたとは言え正直な所、イベント会場では飲食物や雑貨など単価が千円くらいのレンジの中

売価が10万円を超える商品を並べていたので売れる気は全くしませんでした。

薪ストーブの相場観が全く無い一般のお客様は、こちらがサンプル価格の大サービス、

市価の半額以下で値決めをしていても「兄ちゃん、高いわ!」と言われます。

煙突工事や、薪の準備などの手間が沢山かかるので、お買い物のついでに衝動買いできる物でも無いし、

目的が自社のプロモーションならば良いですが、イベントでのお持ち帰り販売は難しいと思いました。

 

 

対面での感想

不利な点

3日間で1万人の来場者があっても、興味を示して下さる方はほんの僅か。

通りががりで、興味をもち購入決断まで気軽にできる価格帯の商品じゃないので、その場での販売は厳しいと感じました

良い点

対面販売なので実際に顔を見てじっくりと話せることが強み

現物を目の前にしても説明は、何よりも説得力があります。

<総括>

メリット、デメリットはどちらが良い、悪いと言うことでは無く

何かしら事前に薪ストーブへ興味をお持ちの方には対面のメリットを活かしてご説明できますが、

マーケットに薪ストーブを買いに来る人なぞ、ほとんどいないと感じたので

いかに事前に興味を持って頂き、対面に結びつけるかが重要なポイントではないかと思います。

 

とは言え、実際の対面販売からお買い上げ頂き今でもお仕事をご紹介頂いて販路を応援頂ける方との出会いが有ったり

イベント出店が、ブログを始めるきっかけになったり、販売以外で得る物が大きかったです。

 

ブログとの出会い

イベント主催者のお手伝いの1人に、経営コンサルタントの方が居ました。

一人でストーブの煙突を立てる事が出来ず、その方にお手伝いして貰っている時に

「西岡さん、薪ストーブのブログを書いて見たらええねん」と

一言アドバイス頂いた事が、ブログを書くと言う言葉を初めて知った瞬間です。

イベントが11月末、そして12月にはロリポップを契約して、無料テーマで細々とブログを書き始めました。

 

まとめ

最初は対面の手売りで薪ストーブを販売していました。

今となっては良い思い出ですが、成果無く家路につく高速道路で疲労感に疲れ果て、PAで仮眠を取ることも多かったです。

今の私なら、ブログで興味を持って下さる人にイベント告知したり、情報提供を真摯に継続してのコミュニティつくりを思いつきますが、当時は体を動かす事しか知りませんでした。

しかし、イベント参加がきっかけで、ブログや、多くの人との出会いに繋がったので、とにかく訳分からなくても行動したことは間違いが無かったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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