New post
-
ロケットストーブの煙事情
薪ストーブが一番苦手な場面は焚き付けの時です。なぜなら、焚き付けの時は煙突内部の冷えた空気が重りの様に排気を邪魔してしまい装置の中で抵抗の少ない部分から室内へ煙が排出されたりします。 よく、焚き付けの時に吸気口から煙が吹き出すのですがなぜ... -
ロケットストーブ失敗列伝
日付は2014年、パソコンの写真フォルダを整理していると薪ストーブを作り始めた頃の写真が出てきました。当時は一切のお手本を見ないでロケットストーブや薪ストーブを作り始めたので、そりゃぁもう失敗の連続でした。 その様な私が犯した失敗を公開する事... -
ロケットストーブの熱効率
薪ストーブの熱効率とは、発生した熱をどれだけ仕事に使えたかと言う事です。 通常の薪ストーブは煙突から排出される排気温度は約260度前後で、1kgの薪を燃焼して発生した熱量の2~3割は煙突から排出されていると言われています。 煙突内部を高温に保ち、... -
ロケットストーブ燃焼テスト
今週は、去年の秋に設計して、5月に完成したロケットストーブのテスト運用しています。 蒸し暑い夏の間は、火を焚いてじっくりテストする気分になれず、遠くから炎を眺めてOKってな感じだったので、涼しくなって来た今週から本格的な運用テストを行ってい... -
ロケットストーブ製作は実験と観察が大切
クリーンな燃焼を目指して ロケットストーブの特徴は、断熱された2重煙突を装置の中に備えている事が大きな特徴となっています。 木を燃焼させて発生した熱と、燃焼ガスを余すこと無く全てヒートライザーと呼称する2重煙突に送る事によりクリーンな燃焼を... -
ロケットストーブの構造と部品点数
作って見て分かったのですが、ロケットストーブは思っていた以上に部品点数が多いです。 このタイプのストーブに比べ約2倍必要になります。 部品が2倍と言う事は溶接が必要な距離は3~4倍なので製作に必要な日数も沢山必要になります。 私的ロケットストー... -
薪ストーブは薪の準備が面倒だと思っていました。
薪ストーブは薪が燃料です。 薪をけちらず豪華に焚くとあっという間に無くなってしまいます。 薪棚に沢山用意して、十分に思える量であっても、年を越えて2月の一番寒いピークに薪が足らないと言う事も良く有る話です。 薪は使う場所に近いほど価値が上が... -
ロケットストーブのこだわり(その1)
今まで薪ストーブを作って、根本的に欠けていた物が有ります。それは自分の作った製品に対する自信です。 お店で見る薪ストーブや、知人友人宅で見た薪ストーブを念頭に、自分の思い描く性能をどれだけ達成できるのか毎回試行錯誤の連続でした。 このスト... -
第49回職人起業塾の振り返り
ご縁があって巡り会った元祖職人起業塾、早いモノで今回は13回目の参加でした。 今回の事前課題は2つあって 1)ある工務店経営者が自社大工を育てる必要性を強く感じていながらも、大工の育成に踏み込めない本当の理由はなんですか? 2)誰もが強い誘... -
ITが既存のビジネスを駆逐する光景
今朝の日経新聞を読んでいると、商標登録について驚くべき記事が載っていました。 商標登録の分野で、パターン化された業務はAIに任せることで商標登録の値段を従来の1/4まで低減したサービスを展開しているそうです。 定型の用紙に間違い無く文字を転記...