ヒミエルストーブ

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煙突は壁抜きでOKでしょうか?

 
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今回はお問い合わせから頂きました質問に回答したいと思います。

去年の秋くらいからブログのお問い合わせ欄よりご質問を頂くことが増えて、個別にお答えするのも良いけど公開する事により今後はリンクを張り付けるだけで良くなるのでお答えさせて頂きます。

 

室内の立ち上がりが分かれば壁抜きは可能でしょうか?

最初に結論

すみません、それだけの情報では回答が出来ません。

 

例えば、室内で3M立ち上がりが有るとしましょう

一番重要なのは煙突トップをどこに設置するかです。

 

風が吹いても煙が逆流しない風圧帯を避けた場所へ煙突トップを設置したいし、住宅の周囲環境も加味して最適な場所をパズルを埋めるが如く探して行きます。

 

過去にご注文頂いたお客様には、ご自宅には何の制約も有りませんでしたが道を挟んだ向かいにマンションが建っていたので、煙の苦情とビル風を警戒して注文をお断りしたこともあります。

 

そういった訳で、単に煙を家から排出する為のパイプではなくて薪ストーブの生命線となる装置なので、排気抵抗を最小限にして永続的に使用できる設計を心掛けています。

 

設置している時はすんなりと作業が進んでいるように見えるかも知れませんが、それは設計段階で課題をつぶしているからこその結果であり設計をミスると取り返しがつかないので細心の注意を払ってます。

 

メーカーにより部材の寸法が微妙に異なり、自分の望む施工を行うために部材を購入してフィッティングを確認したり目には見えないノウハウの蓄積を重ねた結果が現地設置になります。

 

手書きの図面でもあるともう少し具体的な回答が可能になりますので、詰めた相談をご希望される方は具体的な情報を提示して頂けますと非常に助かります。

 

事前に与えられた情報量に応じた回答にならざるえ得ない事をご了承頂いても宜しいでしょうか。

現地下見

ヒミエルストーブにはDIY指数が非常に高いお客様も多いので一概には言えませんが、メール相談からもう1段階先のお話として下見に伺って現地調査を行います。

 

現地調査では、チムニーボックスの施工や煙突レイアウト、搬入口、お部屋の床材、遮熱のプランニング等を現物を前に実施できるので確実です。

 

たまに、30通くらいメールを交換して話を詰める工事もありますが、2件重なると完全に僕のキャパオーバーになっちゃうので、やはり現地調査が有難いです。

 

まとめ

とは言え、ざっくりとした目安を知りたい場合はお気兼ねなくお問い合わせくださいませ。

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