近所へ薪活に行く

私が自分自身で山へ薪を取りに行くのって年に1~2回程度。メッシュパレット換算で3~5杯作って2年乾燥した後に使用するので工場の外には常時10杯程度のパレットに薪を保管している計算になります。
最近は忙しいのでチェーンソーで玉切りして斧で割り、パレットへ移動する時間を取るのが難しくなってきたのだけど丁度お休みの日に友人からお誘いを頂いたのでご一緒しました。
薪の調達って町から離れた田舎だと思うじゃないですか、ところが今回の現場は新幹線が停車する姫路駅から15分しか離れていない穴場スポット。
古墳群が残っている山を地元の自治会が管理しているのだけど、プロの業者へ山の管理を依頼すると正規料金が必要になってくるので費用に制約のある自治会にとっては継続して外注するのはちょっと厳しい。 それでも山の木を切らないと立ち枯れや倒木など荒れてくるので何とか費用を掛けずに木を管理したいと言うニーズと都会で薪を調達したい我々の希望がうまい事マッチングしてこのような幸運に巡り合いました。
おまけに樹種はすべてアベマキ。
私自身そのようなツテは有りませんが、アウトドアが趣味の友人が自分では使い切れないほどの薪を調達するので私にも声をかけてくれるのです。
私自身10年前は薪を調達するルートは一つも無くて、どこかお店から購入するしか手段は有りませんでした。そしてヒミエルストーブのお客様もそのような方が多く導入後初めてのシーズンは薪屋さんで購入したとしても、そのあとは何らかの繋がりで薪を調達できるルートを確保してご自身で準備されています。
ですので、現状を鑑みて先の心配をしても実際に導入した後の変化は分からないので、興味を持った時が吉日と思い一歩踏み出すと何かが変わるかも知れません。

軽トラの荷台に積んだ薪を処理しない事には、他の荷物を載せることが出来ないので山から工場へ移動して3時間を費やして玉切りを割りメッシュパレットへ詰め込み、すべての作業が終了したのは午後5時過ぎ。
もう少し大量に薪を準備するのであれば薪割機を購入するんだけど、年に2回程度なので未だ斧1本で体の使い方を工夫して何とか乗り切ってます。
とはいえ、もういい年なので現状に疲れたら思い切って薪割機を買うと思います。

現在10杯ほど薪を在庫しているので、約3年間分の薪貯金を行っている事になります。
今年は後1回程度薪を集めれば十分かな。