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私がお勧めするICの運用方法

 
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ICをデリバリーして約半年が経過し、今日も忙しくICの製作に勤しんでおります。

そして自社で運用してゆく過程の中で調子よく燃焼するコツの様なものに気付きました。

それは何かと言えば、薪を補給する位置を扉に近い方にすると言うとてもシンプルなお話。

すっごく簡略化した空気の流れ図なのですが、左側の上から空気が本体内部に入って、ガラス面を通過して燃焼室底面に空気が接触します。

なので、扉に近い方が勢いよく空気が流れて奥に行くに従い吸い込む力が減衰してゆくので、空気の流れを考慮すれば扉に近い場所へ薪を追加すると、いい感じに炎が後ろ側へ流れて燃焼室の奥で上昇する光景を見ることが可能に。

もちろん40cmの長い薪を使用する時はそんな事考えず、どんどん投入するしか他に方法は無いのだけどなるべく手前で燃焼する方が勢いよく燃えてコントロールできる範囲が広くなるかと思ったのでそのように運用しています。

今までは排気だけ絞って燃焼速度をコントロールしていましたが、ネスターマーチンの操作説明を行った時の燃焼を観察する事で「吸気量の調節」も色々試してみました。

結論から申しますと、吸気調整でも十二分に燃焼速度をコントロールできるけど炎の感じを見ながら調整する必要が有るので慣れないと良い範囲での運転が難しいと感じました。

では程よい空気調整の範囲と言うのはどの程度かと言えば、吸気扉を全開から徐々に絞って行き隙間が小さくなると「ヒューッ」と笛の様に音が発生するのでそこまで絞ると絞りすぎなので、若干開いたポジションが良い感じに燃えてくれるかな?と今のところ考えてます。

とは言え、ちょっと分かりにくいので従来通り排気ダンパーで火力調節をしていただくのが簡単かも知れません。

あと、ご自身で設置する場合の注意喚起でございますが、運送中に石を保持する金網がずれてしまう事があります。

金網はリブの中にしっかりとハマり込んで強度が出るので、金網が所定位置にある事の確認が必須。もしかして金網がずれた状態で石を入れてしまうとストーブを倒して石を取り出さなければ修正する事が不可能なので、設置時に確認は必須です。

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