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薪を使ったかまど

 
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かまど

「薪ストーブは家に持て余すけれど、庭で楽しめる薪ストーブって無いのかしら?」とイベントに行く度に、別々の会場で多くの人から同じ希望を何度となく聞く事がありました。

薪ストーブ導入に際して、特に住宅が密集する地域にお住まいの方は、煙の問題、薪の調達、新築で無ければ家の改造など、諦める理由を考えたらそれこそ無限にあると思います。

なので、家に導入するにはいろんな制約があって家に置くまでは希望しないきれど、薪を使ったガーデンパーティーなんかに興味がある。そんな人たちに今作っているクッキングストーブ(かまど)が丁度良い感じで活用出来るんじゃないかな。

 

クッキングストーブ製作の進捗

今はクッキングストーブの試作もほぼ終わって、塗装とテストの段階にさしかかりました。燃焼テストは、以前作ったロケットストーブの燃焼部分に追加の部材をかぶせ、煙突を取り付けました。

煙突無しのロケットストーブ燃焼部分だけで燃焼テストすると、炎の引きが想像よりも少なく、また薪を沢山追加すると煙が大量に発生してえらいことになったのでひょとして失敗なのかとちょっと心配になりました。

以前作った燃焼部分の話はこちら

しかし煙突を取り付けただけで、燃焼部分単体より格段に炎の吸い込みが強くなりました。別物かと思う位強力に吸気します。揺らめく炎がは見る事が出来ませんが、バーントンネルに強力に吸引される光景は見ていて気持ちの良い物です。

流石に炊き始めは煙が出ますが、巡航運転に入ると煙の量がとっても少なく締め切った工場の室内でテストをしても煙が気になりません。煙すらも燃やしてしまうほど高温になっているのかと思います。

いままでの薪ストーブ作りは、問題の原因を特定出来ずに、勘と思いつきで改造していたので本当に沢山の回り道をしました。 失敗とか不具合があっても理由が分からないので雲をつかむ見たいに、思いつきで対策を講じて大体失敗に終わる事が多かった。

けれども、最近になってやっと狙ったイメージに近い燃焼を作れるようになってきたので、失敗の蓄積も大きな財産になるのかと思いました。

 

今回つくった「オーブン付きのかまど」は燃料の薪さえ用意出来ればどこでも本格的な料理が出来るので野外での活動にとても役立つかもしれない。それに、ストーブは冬の季節商品だけどかまどは活躍できる場所さえ見つければ、年中稼働する事になる。

煙突もシングルで十分だし、宅配便で発送出来ればより多くの人に見て、使って、感じて貰う事が出来るかも知れない。

 

ストーブに似合う料理鍋が欲しい

先ずは自分でテストして使い勝手を確認したかったから友人のフレンチシェフに、直火も使えてそのままオーブンにinできる調理器具はないの?と聞いたら「staub」(ストウブ)というフランスの鋳物鍋を教えてくれました。料理の事はさっぱり分からないので早速アマゾンや、楽天で検索しました。

しかし正規品の定価は私が知るホームセンターの価格帯をはるかに超え4万円弱もするので、並行輸入品にしました。

形は円形と楕円形の2種類、直径は沢山ラインナップが有るので一体どれを選べば良いのかさっぱり分かりません。

だからシェフに質問するとポイントは(1)鍋では沢山一気に料理した方がおいしいので大きめを選択。 (2)楕円形は魚とかそのまま入れる事が出来るので便利かも(3)28cmなら鶏を1匹丸ごと入れる事が出来る。の以上3点でした。そしてアドバイスを参考に、楽天でstaub 黒 円形 28cmを注文しました。

ダッチオーブンでない、ブランドお鍋で料理した事が無いので今から届くのが楽しみです。

鍋が届いたら、お鍋で料理作って、御飯も炊いてランチを作ってみたいです。

 

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