野外料理を面倒と思っている妻に楽しさを伝えたい
アウトドア経験のない育児に忙しい妻を野外料理に誘いたい
僕は小学校の頃からボーイスカウトで何度もキャンプに行っていたので、薪を集めてカマドを作りテントで寝る事に何ら違和感は有りません。
大人になってもアウトドアの経験は消える事無く、今でもたき火料理が大好きです。なので家族そろって僕が小学校の頃経験した野外活動をしてみたいと思っていました。
しかし妻は今までアウトドアの経験が全く無く、何をしたらいいのか分からないので、手間が多くて煩わしいと想像しているようでした。
ましてや、育児だけでも大変なのに面倒を見ながら野外料理なんて、あなた何言ってるの?と言う雰囲気を敏感に察知していたので、強く誘う事が出来なかったです。
まずは一人でカマド料理。撮った写真を見せてみる
今回作った自作のロケットストーブは料理に特化した薪ストーブです。設計通りに狙った性能が出るか分からないので、作った後は試運転で使い勝手を確かめます。
最初の試運転は、お弁当では無く食材を家から持って行って、お昼御飯を作って見ました。
お肉に焼き目を付けてオーブンに入れ、焼き上がる間にご飯と味噌汁を作りました。薪でご飯を炊くなんて15年ぶりでしたが、芯が残ったり、コゲる事も無くふっくらおいしく仕上がりました。
天板が広いので複数の料理を同時に調理できてとっても便利です。食材を火に掛け、薪がおき火になる頃に全ての料理が完成していました。
一人では食べきれない量だったので家に持ち帰って夕食の1品につけ足し、作っている途中の写真を見せながら感想を聞いてみると、「すごくたのしそう」と反応が返ってきました。
家で作った事の無いレシピを試してみた
オーブン料理を簡単に楽しむ為に、食材に焼き目を付けた後オーブンに直接入れる事が出来るお鍋が欲しくなりました。
友人のフレンチシェフに何か良いお鍋は無いの?と聞いたらstaubと言うブランドのお鍋が一押しと教えてもらったので買ってみました。
鍋の直径が色々あってどのサイズを選べば良いのかサッパリ分からなかったので、シェフお勧めの鶏1匹入る28cmを買いました。そして家で作った事が無い、鯛飯を薪ストーブを使って作る事を妻に提案してみました。
野外では出汁と昆布の上に焦げ目を付けた鯛のアラと刺身をお米に乗せるだけで済むように、食材の下ごしらえは家で行ったので調理は楽でした。
staubを火に掛け、ご飯が炊きあがるまで待つ事約30分。出汁がしみこんだ、おいしい鯛飯が出来上がりました。
ローストチキンを作ってみた
妻は前回の鯛飯で野外料理を楽しみ、徐々に作業の流れが分かって来た様です。野外料理への心理的ハードルが少し下がって来たのか2週連続のカマド料理も積極的に手伝ってくれました。
今回は、鶏肉の表面に焼き色を付けた後、根菜と一緒にオーブンへ入れてじっくりと火を通して行きました。
その間にご飯と、味噌汁を作って今回もおいしいランチを作る事が出来ました。
まとめ
ガスレンジ並では無いですが、私の作ったロケットストーブは薪を使った料理が、簡単気軽に出来るのでとっても便利です。
最初は野外料理へ行く事に馴れていなかった妻も、徐々にですが楽しんでくれるようになりました。
先ずは難易度の低い場所で楽しい経験を積んでもらう作戦が良かったのかも知れません。家族で分担してご飯を作って、美味しいねって言いながら食べるのは楽しそうです。
子供も、進んでお手伝いしてくれるので良い経験になっていればいいな。