Seiji Nishioka– Author –
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ヒートライザーの温度を測定し摩耗を推測する
耐火レンガを使用したヒートライザーは素材自体が保温する事により理想的な燃焼と強力なドラフトを生み出す事が可能となるので非常に魅力的な素材で有る事は間違い有りません。 しかし私の脳裏に一つの疑問点が浮かぶのです。それは「高温すぎて本体に熱... -
蓄熱ストーブの解体を行う
1人で作業しているので場所が沢山あるとは言えども、作業に適した場所というのは限られているし工場に保管するストーブが増加して来たので、今年の1月に作ってしばらく運用していた蓄熱型ストーブを解体することにしました。 せっかく作った物を壊すのは心... -
SD01の新しいヒートライザーをテスト
KD01で抜群の性能を発揮した新方式のヒートライザーをSD01にも設置しました。 テストを行う段階から新規に部品を購入するとテストに使用するストーブばかりが工場にあふれかえる事になるので、一番最初に作ったSD01を分解してヒートライザーだけを入れ替え... -
ヒミエル暖房特性の変更方法
過去のブログに分散して記事を書いていたのでヒミエルストーブの出力特性を変化させる方法をここにまとめておきます。 改造前は火加減にもよりますが、ガツンと強い輻射熱を出す事が得意でしたが耐火レンガを追加する事で出力特性がマイルドになりホンワカ... -
夢の終着点
何だか韓流ドラマのタイトルみたいな題名だけど、一応その様に感じたので今回のタイトルに使用しました。 何が夢だったかと申しますと、お昼寝中に薪ストーブの火が消えて寒さに震えて目覚める事が無いストーブを自分の手で作り上げる事でした。 2014... -
毎日の運用と薪の投入タイミング
新しいヒミエルストーブの燃焼性能は本当に秀逸です。 以前のサイクロンチューブも当時自分の中では最高の技術を投入して良いシステムだと思っていたけれど、今と比較すれば沢山詰めるべき場所が有ったけど気づけませんでした。 特に耐久性の面に関しては... -
NEW ヒミエルストーブのテストは続く
蓄熱化のオプションを実験 テスト燃焼を終えた翌日、以前より試して見たかった蓄熱化の実験が出来る様本体の周囲に耐火レンガを約104枚並べてみました。 ストーブ本体から熱の移動効率を第一に考えるのであれば側面に開口部を設けて熱気が直接レンガに触れ... -
新たなる燃焼方式
新開発への経緯と既存顧客対応 今年の秋は納品が終わってから自由に動ける時間があったので、新しいシステムの開発に取り組んでいました。 忙しくお客様へ納品することも楽しいのですが、同じタスクを繰り返すと言うことを退屈に感じてしまうのでちょうど... -
耐火レンガを加工するカッターの準備
現状のヒミエルストーブに耐火レンガを追加する事でマイルドな出力特性に変化する事は私にとって衝撃的な発見でした。 スチールストーブだけど、本体内部に抵抗と蓄熱層を設ける事で発見できる一つの到達点だと思うし納品したお客様がそれぞれお好みでカ... -
新たな開発が楽しくて仕方ない
既存のヒミエルストーブ内部のヒートライザーに耐火レンガを2枚追加したら、サイクロンとは異なるポジティブな燃焼特性を確認出来たので更にもう歩みを進めるべく燃焼室へ耐火レンガを追加で投入してみました。 どの様に改造するかと言えば 燃焼室内部の...