第47回職人起業塾の課題
梅雨も過ぎ去り夏本番、毎日自分の体調と対話しながら適宜水分補給を行って何とか毎日乗り切っています。
さて、昨秋から参加させて頂いています職人起業塾は私にとって重要な時間なので、優先的にスケジュールを確保し年間フルコンボを密かに狙っていたのですが、播磨地区に住んでいる卒業年度の異なるMBA卒業生の集いを初めてお誘い頂いたので、ガーデンBBQを楽しみにしていたのですが断腸の思いでお休みしちゃいました。
やすんでも課題はしっかりこなして行きます!
さて今回の課題は
行動、もしくは習慣とは何ですか?
人間性を高めるとは
つらつら以下の文章を書き連ね、書く事に満足していましたが、あくまでもうたかたの夢みたいな物で、思いついた刹那の夢想物語。そう、夢想物語をエンドレスループで回し続け、仮説と検証を知識と身体操作の両面から探って行く事が人間性を高めることだと思っています。
今探っている行動と習慣は「柔らかい考えと身体の動きを探す。」 です
なので、忙しい人は下の文章を読む必要はありません。
ただ、一杯書いたので消すのはちょっと惜しいから残しておきますね。
私の人間性を高める行動、習慣は、ビジネスコーチとのセッションで気づきを得、合気道で知識を検証すべく体感実証を行い、実生活の中へ気づきを取り込んで行く事です。
うーん、とっちらかった解答ですね。
ともかく、1つの行動で完結するのでは無く、
- コーチングで頭の中へ疑問や気づきを保持させて日常に持ち歩く
- 知識は身体的認知によって内在化するので、合気道で実験してみる
- 知識が「おお、こうだったのか」と感覚で認知出来ると自分の中へしみこんでくる
- それを実生活で活かしてみる
自分の心の動きを感じて、頭で考えるのでは無く、腹の声に従って行動する事を目指しています。
もっと簡単に言うと、テンションが上がるその気持ちに素直に従う。ただそれだけですが、自己決定を長年放棄してきた私にとって心の動きに身を委ねる事に恐怖を感じなかなか実行出来ませんでした。
12年前に買ったジョーゼフキャンベル、ビル・モイヤーズ著「神話の力」と言う本がとても好きです。 本当に好きなのですが、つい最近まで書いている内容が難解で気に入った部分だけ拾い読みするのが精一杯でした。
それが最近になって、自分なりの解釈ですがかなり分かる様になりました。以下引用
人々は良く、我々は生きることの意味を探っていると言いますが、人間が本当に探求しているのは、多分生命の意味ではありません。人間が本当に求めているのは「今生きていると言う経験」だと思います。純粋に物理的な次元に於ける生活体験が、自己の最も内面的な存在ないし実態に共鳴をもたらすことによって、生きている無上の喜びを実感する。それを求めているのです。
ジョーゼフキャンベル+ビルモイヤーズ著 神話の力 P29より引用
物理的次元に於ける生活体験が自分の内面と一致して共鳴する事で無上の喜びを実感すると、キャンベル氏は仰っています。思いと行動の一致と言う事ですね。では、自分の内面とは一体何を指すのでしょうか。
内面を知るには己の心の動きを自認出来ねばなりません。
しかし、心の動きなど「雲」を掴むが如く漠然とした話で、具体的にどうすれば良いのか答えに直線的に結びつく物は有りませんが、答えを探すヒントはあると思っています。
あくまで私の勝手な推論だとお断りした上で、人は頭の中で考え、理解すると言う部分は「顕在意識」のコントロール下にあると考えます。
日常よく使うフレーズ「考えている」や座学で学ぶ身体操作やスキルアップ術はこの範疇かと。
そしてその下には「潜在意識」が存在し、人の行動は潜在意識によってコントロールされていると言う説を私は支持しています。
私が支持する説を信じるならば、人間の行動は頭で考える事で行動するのでは無く、心の動きに操作されている事になります。
ですので、いくら表面的に覆った美辞麗句で自分を装飾したとしても、行動を見ればそれが表面的な物なのか、言質一致なのか一目瞭然かと思います。
とはいえ、複雑に表面の知識が広まる現代に、そこまで人の事を観察する暇な人は少ないでしょうし、たとえ言葉に矛盾が有り本人すら気付いていなくても、友人知人に面と向かい「言っている事とやっていることが違うよ」と気分を害する言葉を掛ける事など出来ないので、結局自分自身の事を認識出来ないまま時間だけが過ぎ去る事があると思います。
習い始めてから3年目が経つ合気道は、相手と2人1組のペアになり、毎回お稽古では決められた型を反復練習します。
初心の頃は、空手やプロレスと勘違いしており、又回りへの配慮に欠ける自己中心的な性格がしっかりと行動に表れ、幾度か先輩に注意されるも意味が理解出来ず逆ギレしていました。(すみません)
なにより痛いのは、そういった自分自身を認知出来ず、自分勝手な正議論や有るべき論に囚われ、回りと摩擦が起こっていることを分かっていませんでした。
しかし、お稽古を続けるうちに相手が鏡の様に自身を映し出すかの如く、自分の考えが行動にバッチリ表れていると認識出来る場面が増えて来ました。
相手を通して自分を感じると言う事ですね。
ここまでくればしめた物です。厚顔無恥を良い事に至るとことで恥をかき捨てている自分自身を存分に味わい、思う存分自己嫌悪した後、行動を改めちゃいます。 自分の稚拙な部分をリアルに感じる事が出来る場面って少ないと思うのですが、他者を通して自分を鏡に映した様に確認できるって面白いと思っています。 あくまで個人の感想ですが・・・
そのような経験から導いた今現在の仮定は
考えるのではなく、楽しいと感じる事を追い求める。
何かを足すのではなく、なるべく軽くする。 の2点を意識する事となりました。
選択と集中
質問「強みに焦点を合わせて、あなたにとっての選択(これは負けない!と思える強み)と集中(行動、計画、プラン、習慣)をお答えください。」
この課題を見た時に一番最初頭に浮かんだのは Wチャン・キム+レネ・モボルニュのブルーオーシャン戦略です。その中に書かれている4つのアクションを思い出しました。
私は薪ストーブを作っているのですが、ターゲットや価格帯を絞り込めていませんでした。 薪ストーブを作りながら、電気炉を更新したり、製造装置の消耗品の製作をしたり、限りある時間を何に使っているのか人に説明できない位、作業範囲の風呂敷を広げてしまっています。
私の強みは物作りに於ける「圧倒的なアイデア」です。困りごとや、矛盾、制約が有る中で、優先事項を定義し、形に仕上げて行く事が得意です。
建築は経験がないので分かりませんが、製造機械は、装置が動き生産物が流れて行く中、いかにロスなく、長寿命で、イニシャル・コストを押さえるのか。つねにその命題と向き合っています。
アイデアが無限に浮かんで来るので、作る薪ストーブもリピート品は数少なく、全くの1点ものばかり作るので毎回コストオーバーを繰り返しています。
ですので、そろそろ集中せねばと思っていたので、良い機会です。
私の行動プランは、現在薪ストーブの数を販売したいので、値段が安いラインのストーブを作ります。
ユニクロで言うGU。AUで言うUQモバイルですね。 セカンドブランド戦略では有りませんが、数をさばく経験をしたいので、今シーズンは導入のハードルを下げる商品を作ります。
ですので、自己満足の充填率80%の手間とこだわりの結晶、美しいラインはしばらく休業です。
まとめ
FBにアップされるガーデンテラスBBQ楽しそうですねーー 来年参加しまーす。