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2018年 私はストーブだIN韓国 その2

 
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韓国2日目、金曜日の朝は前夜に買ったコンビニのサンドイッチを食べ、イベントの準備をしている会場へ約20分歩いて向かいました。この後も僕が一番多くこの道を歩くことになるとはこのときは知るよしもありません。

イベント本番は土日だから、金曜日のスケジュールは午前中に設営会場と適正技術学校の見学、午後は歴史博物館と観光地、そして市場でショッピングと予定が盛りだくさんでした。

 

韓国に来た1日目の記事はこちら

設営会場にて

朝のひんやりとした道を話ながら歩いているとあっという間に会場に到着です。

会場ではロケットマスヒーターを2台作っているのと、グリーンウッドワークの先生がいらっしゃいました。

何でもバッチボックス式ロケットマスヒーターと言うらしく、2次燃焼空気導入口が有ったり、燃焼室からヒートライザーへの通路が一旦狭まっていたり従来のマスヒーターより進化した構造になっていました。

そして、驚くべきは作るスピードがめちゃ速い。 あっという間にサクサク耐火レンガを積んで行くのにびっくりでした。 そして、写真を取り忘れたんだけど鉄などをカットする一般的な切断機を石のプロが使う機械と同様に、材料をスライドさせて一気にカット出来る用に改造していたのが印象的でした。機会があれば真似して作って見ようと思います。

 

写真は燃焼室を上側から撮影した写真。 燃焼室が一部狭められて乱気流の発生と流速アップを狙っていると思われます。

適正技術学校

そして、設営会場を見た後は今回何度もお世話になっている適正技術学校へ訪問して学校見学をしました。以前はこの建物でイベントが行われていたそうで、写真でよく見るシンボルマークが描かれている壁画の実物を見ることができて良かった。

校舎内部は非常に綺麗で、会場に設営されていた2✕4の構造物や、薪ストーブ、エコ断熱の実習に使った壁など広大なスペースに色々な物が置かれていました。

校舎を案内された後は、なんとイベントオフィシャルパーカーを全員にプレゼントして下さいました。 理事長の太っ腹に感謝です。

 

学校の事務所にはカッコイイ巨大なメンスンリヒーターが鎮座していました。 火はとっくに消えているのにじんわりと暖かい輻射熱をお部屋に放出していたので心地よかったです。 初めてメイスンリヒーターの実物を見ましたが、昨夜のマスヒーターといい蓄熱式ストーブの緩やかな暖かさは一旦良さを知ってしまうと自分の生活に取り入れたくなってしまいました。

 

校舎内部を見学したとは、同じ敷地内の別団体が使っている建物へ案内されました。そこは有名な指物師の先生の工房らしく、銘木がずらりと並んでいました。

先生のお話では、韓国内には銘木が少ないので日本へ買いに行ったけれど想定の2倍の値段だったので買わなかったそうです。銘木って出物が少なくて需要があるから僕の想像をはるかに超える値段が付くのですね。

お昼御飯は学校から歩いて数分のこじゃれた食堂で頂きました。サバの焼き魚が美味しかった。

市内散策

お昼を食べた後は、理事長の運転で市内の歴史博物館へ見学に行きました。

広大な敷地にでかい建物が渡り廊下で繋がっているスケール感溢れる建物だったけど、肝心の企画展示はイベント期間の谷間で見る事が出来ずに常設展示の螺鈿細工や昔の大工道具などを見学しました。

 

歴史博物館を後にした一行は、そのまま歩いて倉敷の美観地区の様な古い情緒が残っている市内を散歩しました。チマチョゴリのレンタルが沢山軒を連ね、衣装をレンタルした人達は思い思いにポーズを取っていました。平日にも関わらず、思いの外沢山の人がいたのでびっくりです。

なんだか由緒がありそうな教会なので一応写真を撮ってみた。

 

由緒ありそうな教会から信号を渡ると市場に到着です。昼間の市場は人もまばらで商店でゆっくり商品を眺める事が出来ます。

ここからは夕食まで暫く自由行動の時間になったので、集合時間と場所のアナウンスの後みんな解散して思い思いの場所へ移動して行きました。

 

買い物に興味のない僕は、湯船に浸かりたかったのでガイドのオハイオ君と2人で銭湯に行くことにしました。

韓国の特徴なのでしょうか、宿泊施設は便所とお風呂が繋がってシャワーしか無くゆっくりとお風呂に入るチャンスはこの時しか無かったです。

確か入場料は500円で、なぜか脱衣所に散髪屋が併設されている昔の情緒溢れる銭湯でした。 日本だったら身体を洗う場所は椅子に座るのがデフォルトだけど、流石韓国、シャワーと椅子が併設されていました。

銭湯の終業時刻は思いの外早くて6時に閉まるから、約1時間お風呂で過ごし歩くこと5分位で集合場所の市場へ戻りました。

 

市場ではナイトマーケットに向けて通路の真ん中に屋台が運び込まれて来ていました。

 

屋台が並び始めた市場を集合場所まで歩くと、もうハロウィンは終わったはずなのに大きな撮影スポットがあって皆さん並んで撮影していたからいい年ぶっこいている僕も記念に1枚撮影して貰いました。

 

そして金曜日の晩ご飯はそうめんをセレクト。 暖かいそうめんは肌寒くなって来た夜にぴったりでした。横の黒いお椀はゴマのおかゆです。

 

晩ご飯を終えてナイトマーケットが開催されている市場を歩くともの凄い賑わいにびっくりです。 昼間と全く違い、沢山の若い人達がいました。

そして一行はバス停に移動して、適性技術組合の敷地まで路線バスで移動しました。 僕の感覚だと路線バスって短距離の移動だけど、韓国の路線バスって結構長距離を走るのでもしかして間違うとエライ事になりますね。ハングルを全く理解出来ないので、ガイドがいないと自分の現在地すら分かりません。

結構な時間バスに乗って、目的地に到着するとまたもや理事長さんがピックアップして下さり宿舎まで送って下さいました。 本当に恐縮です。

まとめ

韓国2日目はイベント前と言う事も有って沢山案内してもらいました。 通訳のオハイオ君、キソン君、亜美ちゃんに感謝。

彼等3人のお陰で、ツアーでは行かないであろう韓国の地方都市や、市場、銭湯を堪能して楽しかったです。 銭湯でオッチャンが湯船の横に置いてあるマットを使い、お客さんの身体をゴシゴシ垢すりしていたので、次に機会があれば僕も垢すりにチャレンジようと思います。

 

そして、いよいよ明日から本来の目的である「私はストーブだ」のイベント視察です。どれだけ盛り上がるのか、とても楽しみでした。

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