ストーブの顔を決める扉の製作には時間を費やす
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薪ストーブのデザインを決定する大切な、前面部分。多くの薪ストーブ作家の製品をネットで拝見し、皆さんそれぞれ趣向をこらし、デザインされていると感じます。
その中で、今回は私が一番時間を費やすと思っている扉部分のお話しを書きたいと思います。
私も自作するまで扉には目が行かず、本体のデザインとか煙の回り方、2次燃焼の空気穴の数の決断に時間を費やしていたのだが、実際に作り出すとそんな事より扉回りの製作が一番時間が掛かると分かった。
まず扉, ひずまないように、定盤に固定して平面を出しながら溶接ここでひずんでしまうと本体との当たりがいびつになるばかりかガラスを取り付ける時にゆがんでしまう。今回はガスケットにニチアスの角形グランドパッキンを使用してパッキンが収まる溝を作り、その内側に耐火ガラスをはめ込む構造としてみた。
ニチアスのグランドパッキンは耐火温度の低いのを間違って注文してしまい実際に使用すると煙がたくさん発生し、煙が出なくなるまで時間が掛かった現在は輸入物の耐火ロープに変更したのでまったく問題無い。