SD01へ梅雨入り前に煙突を設置する

すっかり春の陽気になり、畑の作物だけでなく雑草も雨が降る度にすくすく成長しておりますが今月は珍しくタスクが重なり繁忙を極めておりました。
そして目まぐるしく天気予報が変化する中、来週位から梅雨前線が上昇するかもしれないと言う情報をキャッチしたので工務店さんと相談の上煙突の設置を実施。

今回の現場は安全を考慮し、河川敷から足場を設置して屋根上にアクセスするルートを工務店さんが準備して下さったので非常に有難かったです。

工事予定日の数日前に煙突部材を現場に運び込み準備は万全。
壁の仕上げと煙突工事を終えたら写真部分の床を撤去して吹き抜けにするので、業者間の連携をスムーズに繋いで時間のロスが無いように工程を組んで下さいました。

設置作業当日は快晴で絶好の作業日より。
先ずは煙突固定金具をチムニーボックスへ取り付けてすべての基準とした後、室内側固定金具のセンターを出すために下げふりを下ろします。煙突のセンターは開口基準では無くてチムニーボックスの外側が基準となる所がちょっとややこしい。

そして、室内へ下ろした下げふりから煙突の通り芯を壁に移して固定金具の位置を決定。私はあらかじめ固定金具の下穴を開けてから金具を止める方が正確だと思っているので金具の穴心を写し取ったビニールを利用してます。
以前は煙突を下ろしてから金具を固定していたのだけど、片手で金具を持ちながら水平を保ちつつインパクトで固定するって非常に作業性が悪いので現在のスタイルを採用してます。
ほんの少しだけ作業時間は増えてしまうけど、失敗の発生が減り仕上がりも良いのでこのスタイルがお気に入り。

室内側の金具も狙った位置にバッチリと取り付いたので後は煙突を取り付ける作業に着手。
今回の現場は白漆喰を塗った純白の壁面だったので最初にマスカーを広範囲に張ってしっかりと養生を行いました。 白い壁って少し汚れただけでも目立つし、もしかして汚してしまえば部分保修が出来ず壁1面を塗りなおさないとダメなので必須作業。
一見回り道みたいに感じるけど、実は最短ルートだと思ってます。

金具の上に煙突を置いて縦方向の位置を合わせ、フラッシングの台座を固定した後に断熱材を敷き込み屋根上の作業も佳境に。

室内の煙突を固定金具で挟めば位置だしは無事に完成。

今回はこの高さまで煙突を下ろして一旦作業を終え、次回の納品へ備えます。
屋根上の作業だけど、暑くも寒くも無くて非常に心地よい気候の中だったので帰宅してもいつもより疲労感が少なくて元気でした。 確か3カ月前の現場はめちゃ寒くて震えあがっていたのが懐かしい。
これからはは酷暑の季節がやって来るので躊躇するけど、自分が狙った形に仕上がると気持ち良いのでこれからも良い仕事を残して行きたいです。