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アウトドアロケットストーブ

 
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ロケストパート2
2年前作って、実験したのち放置していたロケットストーブをリメイクした。海外のyoutubeを参考にまたもや中途半端な自分なりの解釈を盛り込んだ作品だった。 暖かさ、立ち上がり等問題無かったけれど、ドアの設計が悪くて薪の追加がとっても面倒なのと、ロケットストーブらしい猛烈な吸気を作り出す事が出来なかったので、長い間失敗作品ヤードに保管して静かに解体の時期を待っていた。リメイク前は理論をまったく理解していないままネット上でたまたま見かけたサイクロンロケットストーブを作りたくなり自作サイクロンロケットストーブを夢中になって、いろいろ実験を行っていた。

先週、友人との雑談の中で「アウトドアで簡易に使える薪ストーブを探している」と言う話題になり、ネットに載っていた簡素な作りのロケットストーブが気になると、その写真を私に見せてくれた。たしかにコンパクトさは極限まで追求されているが、小さいロケットの究極の弱点、細い枝しか焚く事が出来ず一瞬で燃え尽きてしまう&少し太い薪だと煙が凄く、火力が弱い。という点がコンパクトさの代償としておろそかになっていると感じているので、自分なりの文脈で可搬式薪ストーブを作ってみようと思い立った。

元ロケ
上の写真は改造前では箱の上に2重煙突が乗っかり、2段重ねのペール缶でダウンドラフトを発生させると言うオーソドックスな形にしてみた。暖かさに不満は無かったけれども、前述の通り薪の追加が面倒なのとロケットストーブらしい強烈な吸気を感じなかったので、その2点を改善すべくリメイクに着手した。しかし、改造に費やす事ができる時間はたったの1日弱しか無かったのでポイントを絞り込み改造した。

まず第一に、薪の投入口を斜め方向に追加して上からの供給を可能にした。ロケットなので、供給扉を開けても煙が上に吹き出す事が少ない。これで面倒な薪の供給が一気に楽になった。そして、煙突の直径を5割増しにして断熱層を3cmとした。ロケットストーブではヒートライザーと言う2重煙突部分が、強力な吸気の源なので以前よりも強力な吸気が発生して暖かくなる事を狙った。

今年一番の寒波が来週した週末に、野外でテストをしたけれど、自分は木の倒木作業に精一杯で実際の使用感をテストする事なく撤収した。少し薪の燃焼をみた感じでは、もう少し強力な吸気を発生させたいので、次回は燃焼室の断熱をしてテストしてみたい。
ロケストパート2全体

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