ヒミエルストーブ

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そして台形のストーブを作ろうと決意した。

 
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ペール缶ロケットストーブの形ではちっとも暖かくなくて、何故暖かく無いのか理由がすぐに思い浮かばない事で気分がブルーだった私は、記憶に残る野外で暖かい薪ストーブ・・・を探した。

しばらくして、身近にある薪ストーブを思い出した。 それは私が所属する「ランバージャックス」の本社に据え付けてあり、でイベントや集会で大活躍している「ダンスケ」である。

「暖助」の生まれた経緯などは、ネットで調べて頂けますと私が書く以上によく分かると思います。

この、プロパンボンベ感が強いダンスケは、見た目こそ構造が簡単そうに見えるけれど、真冬の屋外で想像を遙かに超える劇熱の熱量を発生させいたのを思い出し、野外ではうってつけかな。

そして、この構造を取り入れておしゃれな感じの薪ストーブを作れば、気密が低く北風吹きすさぶ場所でも十分に暖まれるのではないのかと考えた。

ただ、ダンスケにも大きさが2通りあり、その大きさ自身が暖かさを発生させるに重要なポイントじゃないのかと思った私は、50Kボンベを元にしているのと、30kボンベを元にしている奴。両方所有しているランバージャックスの社長に、ボンベの長さによって暖かさが違いますか?と質問した所、でかい方が断然暖かい。と教えて貰った。

はっはーん、炎の大きさ=暖かさ。だとすると 筒の長さと、可燃ガスのバランスが釣り合えば管内でガスが燃え尽きて沢山の熱を発生するんじゃ無いのかな。と言うい事は管内の大きさと長さのバランスが重要で、見栄えを優先して、小さくしたり、短くしたら、またもや暖かく無いストーブを作ってしまうのでは?と私は考えた。

ボックスストーブとは違って、筒の中を前から後ろへ一直線に可燃性ガスがもの凄い勢いで流れ、ヒートライザーはついていないけれど、筒の中で管内燃焼させており、吸気音もゴーッっとまさにロケットストーブ。

この構造に、前からシンプルで気になっていたシェーカーデザインの台形を組み合わせたロケットストーブを作ろうと2月に決意しました。 画像検索でググったら日本は元より海外のメーカーや人が同じようなデザインでボックス型ストーブを作ったはるー。

もはや台形の薪ストーブ=シェーカーデザインみたいなので、台形を作るだけで丸パクリの模倣犯と言われてしまうのかな?

 

けれども、デザインがかっこいいと感じるから、どうしても作って実際の質感とか確認したくなり最初から目一杯作り込んで失敗するともの凄く凹むので、とりあえず1.6mmの鋼板を手切りしてサクサクッと箱を作って完成したのがこれです

 

ロケットストーブ

ロケットストーブ

燃費は悪いですが、一発着火、すぐに暖まりポケットロケットに飽きてきた今シーズン後半はこいつが大活躍。 前の吸気口から空気を猛烈に吸い込んで、炎が後ろへ走ります。

板厚がうすいので、そこら中ゆがみ隙間だらけ、ガラスの曇り止めに、ガラスをドアから10mm位浮かせて、ガラスからもエアーを吸気してエアカーテンとして運用していますが、不満はこれと言って無い。ただ、時間短縮の為に、ホームセンターで買ったドアストッパーや蝶番部品がダサいかな~。

と言う訳で、この構造に問題は無いと言う事を確認出来たので、こんな形状で一丁つくり込んで見ましょうか。と決意した。

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