ヒミエルストーブ

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長野県への納品ツアー.Day3 操作説明編

 
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ヒミエルストーブはお客様のご自宅に設置してから一番大きな仕事が待っています。

それは…操作説明です。

同行して下さった川原さんの記事にも操作説明の事が書かれている通り、通常の薪ストーブとは異なる操作やメンテナンスが必要になるので「もう帰って下さい、の1歩手前までじっくりと説明させて頂いてます。」

「軌道に乗ったヒミエルストーブ」

メンテナンス方法

点火の前にまずは分解清掃の方法を説明させて頂いてます。

火を入れてしまうと掃除点検口を空ける事が出来ないし、内部構造を分解できないので構造を目視できるレベルまで分解してお掃除の方法をお伝えします。

写真は燃焼室の部材を全て取り外し、天板の掃除口も外して全て開放した状態です。

高温を発生させるサイクロン部分は摩耗したら上下逆さまに入れ替えて使用するリバーシブル構造を採用しています。

 

サイクロンチューブを本体内部にセットしてお客様に部材の設置意図と効果を説明する僕。

後は、焚き付けからスタートして、焚き付けが燃え尽きる前に中くらいの薪を追加してどんどん大きな薪へ炎を育てて行く手順を説明してゆきます。

この様に狙うべきゴールを実際に説明する事で、ユーザー自身が使う場面に迷う事が無いかと思ってます。

具体的には、オーブンの温度計が150度を超えて、燃焼室に熾火が溜まってきたら排気ダンパーを45度位に絞り込んで緩やかに燃焼を継続します。

 

本体の温度が十分に昇温すると例え太い薪であっても確実に端っこから緩やかに燃焼するのに、オーブンの温度はグングン上昇します。

何故かと言えば、排気ダンパーを絞る事で本体内部に熱が籠るからです。

 

今回は約2時間半じっくりと説明をして長野の現場を出発しました。

まとめ

今回の現場は搬入作業で想定外の作業に出くわしたけど、偶然にも川原さんが同行して下さったので丸く収めることが出来ました。

初めて一緒に作業した感想は、二人とも得意とする分野は異なるけれど違和感を感じる事無く心地よいペースで共同作業ができるプロフェッショナルな方だと思いました。

ブログの記事が素晴らしいのは勿論だけど、僕が言うのも失礼ですが頭の回転が速くて仕事が丁寧なのでお客様は安心して仕事を依頼できると思います。

そして、僕はヒミエルストーブの専門家ですが、川原さんは市販の薪ストーブに関しては膨大な知識を持たれているので尊敬します。

 

今回ご注文頂いたお客様は、2020年の8月にブログのお問い合わせ欄からコンタクト頂いてから何度も設計士の先生も交え

それこそ指が痛くなるくらい何通もメールで情報交換を行い納品に至りました。

 

しっかりと巡行運転に入ったヒミエルストーブでお料理をする事をとても楽しみにされている笑顔を見て、色々ハードルは有ったけどそれを超える良い経験が出来た僕のターニングポイント的な現場だと感じました。

 

とにかく、喜んで頂いたのが気分良い!

これからは、今まで以上に貪欲に気分が良くなる行動を追い求めて行きます。

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