ヒミエルストーブ

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ヒミエル的薪活の話

 
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今日から4月、新年度だよーん。

コロナウイルスに関する報道で、とても外出してぶらぶら出来る雰囲気じゃないから今日はお客様の所へ下見に行き余った時間は薪作りに勤しみました。

約1年ぶりに本格的に薪割をしたのですが、以前よりも体の使い方が上手になったのか疲労感が減って打撃力が向上したと感じます。

 

机に向かい頭であれこれ考えるんじゃなくて、ひとり黙々と身体を動かして2年後の燃料を準備する事を心地よく感じる1日でした。

進化する薪集め

薪ストーブビギナーの頃は本当に薪集めに苦労しました。

原因は人脈と言える人付き合いが全く無かったので、どこから薪を調達すれば良いのか全く分かりませんでした。

 

薪ストーブを作り出すようになってから、ランバージャックスと言うサークルに入会して薪を入手したりしていたけど工場から往復50キロの場所まで薪を取りに行くのが非常にしんどい。

 

なるだけ近所で薪を入手できないかと思っていると、自治会で討伐した木の処理をお願いされたり近所のリフォームで発生した木を貰えるようになってきました。

 

そして今では木を切って処理に困っている人がわざわざ30㎝にカットした状態で工場へ運び込んでくれるまでに進化したのです。

ここまで下地処理をして下さっていたら後は網パレットに投入して乾燥させるだけなので本当に時短になります。細い枝はそのまま乾燥させて、太い幹は斧で割って行きます。

 

そして太くて3つ股に分かれている部分はご近所さんへ騒音を気遣かって電動チェーンソーでスライスしました。

作業スタートから最後の掃き掃除まで約4時間。

 

最後はリフトで積み上げて、しばらくの間雨の当たる場所へ放置して虫が発生するのを防ぎます。

今日はちょこっと作業するだけでパレット3杯も薪を作ることが出来ました。この薪を使うのは2021年の冬なので約1年半放置します。

過去に作った薪が9杯+薪棚に残っているから現状かなり余裕が有りますが、空パレットの在庫があと5枚あるから全て満タンにして来シーズンに備えたいと思います。

 

まとめ

人脈が広がってくると、ごみとして処分したい人が自然と声をかけてくれるようになりました。

この様に、薪ストーブって個人の力だけじゃなく緩やかな横の繋がりを生み出す原動力にもなるので面白い。

 

単なる暖房器具と考えるなら灯油のFFヒーターの方が断然効率的です。しかし、ボタン一つで生活環境を良くするだけじゃなく、自ら行動を起こして環境を改善してゆくプロセスを楽しめる魅力が薪ストーブには備わっていると思っているし、この魅力はどこか麻薬的な面白さが有る。

 

 

 

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