ヒミエルストーブ

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灼熱の中、鋭意制作中

 
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夏本番

工場は連日40度近くまで気温が上がり、夕方には疲労で睡魔が襲ってくるからブログの更新が滞ってしまいます。

去年までは眠気を我慢してブログを書いていたけど、そんな時に書いた文章って後から見直せば何を言いたいのかさっぱり分からない支離滅裂な文章ばかりだったから今年は素直に休むことにしています。

暑さ対策

去年までは直径1M位の巨大産業用FANにインバーターを繋いで回転制御しながら送風したり、扇風機や、スポットクーラーを使っていましたが、溶接時に風が吹くと溶接不良になってしまうので暑さを我慢しながら汗だくで仕事をしていました。

 

特に薪ストーブの組み付けは溶接の熱だけじゃ無くて、鉄板がホカホカに暖まるので輻射熱が気持ち悪いくらい熱かった。

 

そんな僕が今年愛用しているのが空調服に保冷剤のベストを追加する事です。

去年ペンキ屋さんの友人に教えて貰い、先月アマゾンで保冷剤とセット商品をポチリしました。

ベストにセットで付いていた小さめの保冷剤は脇の下へセットして、背中は市販の大きいやつを入れると約2時間くらいひんやりとして気持ちいいです。

去年までは額から汗が滝のように吹き出して、軍手が汗でびっしょりになり感電しそうになったのが嘘のように快適に過ごせます。

交換用の保冷剤をもう1セット準備して、少しぬるくなったかな?と感じた位で早めに交換すれば作業服が汗でびっしょりに濡れることも無いのでもう手放す事は出来ません。

 

今年もあと半月くらい酷暑が続くようなので、保冷剤ベストを激しくお勧めします。

 

秋に納品のストーブ製作開始

9月に入れ替え予定のデモ機は1度だけ試運転をした後、猛暑にひるんで巡航運転のテストをお休みしています。

このストーブには高木製の煙突を接続しているのですが、ダンパーに付いているデフォルトの弁の直径がヒミエルの基準では小さく正確な火力調節が出来るか検証が必用です。

 

そして、火力調節が気に入らない場合を想定し新たにレーザーカットでダンパー部品を製作しました。

 

今まで、ホンマ、ボルグ、高木の煙突を加工しましたが、それぞれのメーカーが微妙に設計思想が異なることが勉強になります。そして、バイパスの追加工の為に新品の2重煙突を切ったり穴を開けて分解したことも良い経験です。

 

そして本題

秋に納品するストーブ第2弾の製作がキックオフ。

先月は脚の怪我で寝込み、予定が1週間ずれてしまったのでお盆休み返上で作業です。

先ずは溶接して微妙にひずんだ天板の修正から。

この作業も4台目なので、修正のポイントもバッチリ掴みキレイな平面に仕上げる事が出来る様になりました。

 

KD01は内部構造の部品が多く、組み付けまでの部品製作に多くの時間を費やしていました。

しかし、3号機で多くの部品を事前に加工してもらう設計を取り入れる実験を行い、この4号機では更に手作り部品の点数削減に取り組んだので初号機に比べてずいぶんと楽に組み上げる事が出来ます。

とは言え、灼熱の中休憩時間を長めに取るので1日の進捗は一緒くらいだけど1日を振り返り作業の進行が早ければ気分が良い物です。

 

まとめ

去年の今頃はサンプル機が完成した後のテストに明け暮れていたのが懐かしい。

今は年内に納品するストーブの製作が詰まっているので、オーブン非搭載のKD02を実験する事も後回しになっています。

 

そんな中、見学やお問い合わせのメールも頂いて来年のご契約も何件か決まっております。

完成を急ぐこと無く確実な作業で納得の行く製品をお届け出来る様に、暑い期間中は無理せずに余裕を持って作業に当たろうと思います。

 

 

 

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